新一の姉は女優さん

ゴールデンアップル ページ11

年月は立ち。
私は20歳になった！


モデルやタレントなどの仕事もこなし、東都大学にも通っている。
単位はレポートで全て最高評価取れば問題ないので、問題ない。



「アメリカで写真集撮影があるのよ。
今母さん達アメリカに住んでるでしょ？
どうせなら新ちゃんと蘭ちゃん誘ってみんなで来てって言われたんだけど…。」

新一「俺はいいけど。」

「チケットはもう送られて来てるから蘭ちゃんに渡しといてね。
私はスタッフと前の日の便で行ってるから、2人できてね。」

新一「わあったよ。」


ーーー


というわけでやって来ました！
世界でも私は有名なので、人が集まっている。

ファンサービスとして手を振りながら車に乗る。




「母さん！撮影終わったよー。
え？新ちゃんたちもNYに向かってるの？
あのジャガーで？」

「そうなのよ。だから、ゴールデンアップルのところで待っててね！」

「うそ、あの劇見れるの！行く行く〜！」


……


あ！母さんったらスピード違反で…！
まったく。

あれ？でも男の人に助けられてる。


「このシャロンビンヤードにね！」


うそぉ…男の人はシャロンだったの！？


『シャロン！こんにちは！』

「あら、Aちゃん。撮影お疲れ様。」

『ありがとうございます。お元気でしたか？』

「ええ。Aちゃんも元気そうね。」


お！新一がなんで変装できるのかって不思議がってる。

『昔、母さんがスパイの役で黒羽盗一に弟子入りしたでしょ？そのときにシャロンも一緒だったそうよ。』

「それより、移動しましょう。」


ゴールデンアップルかあ。見たいと思ってたんだよね！

私は今、サングラスにハーフアップ。
アメリカだから大丈夫と高を括っていたが、それでも、藤峰Aとバレるらしい。





でも、さっきシャロンが話していた

エンジェルは微笑みかけてくれなかった

って言葉、気になるなあ。

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