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…
無事でよかったと言ってやれ
その言葉を胸に病院に入った
茶｢早朝の病院は静かだな｣
『ですね』
少し進んだ先に警察官がいた
すると茶原教授と共に敬礼をした
茶｢うちの生徒が迷惑をかけた｣
｢いえ。とんでもないです｣
茶｢生徒は？｣
｢手当が終わり待合室にいます｣
茶｢わかった。
ここからは私に。｣
｢はい！失礼します｣
『ありがとうございました』
茶｢行くぞ｣
足を進めるとポツリと人影が見えた
『はぁ……っれんれん！』
廉｢A！｣
『…っ』
想像を超える怪我に息を飲んだ
廉｢心配すんな｣
紫｢いててっ…A？｣
『紫耀ちゃん！』
れんれんも相当だけど
紫耀ちゃんはそれを超える怪我だ
でも私がかけるべき言葉は
『2人とも…無事でよかった…っ』
そう言うと2人は微笑んだ
茶｢それでいい｣
｢｢茶原教授！？｣｣
茶｢せめて気づいてろよ｣
紫｢いや、Aに会えて嬉しくて｣
廉｢ばっ、ばか！俺は気づいてました｣
『どんな状態でも2人は2人ね』
茶｢呆れる奴らだ
とにかくもどるぞ｣
紫｢あの！着いてきてくれませんか？｣
『紫耀ちゃん…』
紫｢もう俺たちだけじゃ無理だ｣
茶｢なんだ｣
紫｢誘拐事件…｣
(数分後)
茶｢お前の語彙力ではさっぱり分からん｣
紫｢そ、そんな！｣
廉｢あのですね…｣
２分後
茶｢わかった。車に乗れ｣
廉｢はい！｣
紫耀ちゃんは置いといて…
事件解決に大きく近づいた
それだけが今の希望だ
、
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作者名：283 | 作成日時：2020年4月26日 23時
