ポリス未満、トリオ以上。 (ページ2)

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木「喜多川警察学校入学生、集合」

生徒たちがステージ前に一気に並び

木「ご両親に敬礼」

まだ動きは揃っていないところに

初々しさを感じる

木「右から順に断髪へむかえ」

両親に見守られながら足を進める

紫「ま、ままっバイバイ！」

廉「おい早く進めっ」

紫「しばらく会えないんだぞ！？」

木「そこ！なにもたもたしてる

　さっさと前に進め！」

紫「ひーーっ！」

廉「ばかビビってねーで早く！」

紫「お、あぉはい」

「マザコンが」

紫「んだとぉお！」

「いちいち突っかかってないで

　早く進みなさいよバカ」

この出会いが後に素晴らしい物語を生み出す

(散髪室)廉side

廉「あ！俺この髪型お気に入りで

　伸びた時にこうなるように

　上手に髪をって…ちょっもぉ」

なんて雑い切り方。
俺の髪をなんだと思ってんだ

『誰の髪も同じ。髪は髪よバカね』

廉「あんたさっきの…」

てか俺、声出てたのかよ

「はい次」

紫「はーい！ぁははっ

　頭触られるのいいっすね！

　あ、茶髪だめですか？」

「当たり前だ」

紫「まじかぁ…

　頭痛いの我慢して

　ブリーチがんばったのにぃ」

『うるさ。ありがとうございました』

このどっちかと同じ部屋はやだな