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「でもマジでこんな可愛い子初めて見た・・・!エグくね?」
風磨さんは縮こまる私に気にせずこちらを見ながら喋ってくるから、どうしていいかわからない。
ナンパは腐るほどされてきた私だけど・・・ヒカルちゃんの知り合いだから毒も吐きづらいし、、()。
何?いつもの私と全然違うって?
だって今まで傍にいなかったタイプなんだもん。
ヤンキーのお兄ちゃんやヤクザのパパ(それはそれでどうなんだ)とは違った意味の怖さっていうのかな。
そう、なんだか全身から陽の圧がすごい。
中も外も陽って感じ。
お兄ちゃんやパパは見た目はアレだけど、どっちかっていうと本質は陰だと思うんだよね。←
裕翔くんはパッと見陽だけど、どこか陰ぽいから落ちつくの♡
あのバランスが1番いいんだよね〜!
とにかくカッコいいし!爽やかだし!!優しいし!!!
やっぱり私には裕翔くんしかいない♡大好き♡
あ、また話トンじゃってたw
そんな私に気付いてないっぽいヒカルちゃんは、黙ったまま固まる私をギュッと抱きしめる。
「ごめんね、涼ちゃん。ホントに悪いやつじゃないんだけど、めちゃくちゃ美形に弱いみたいでさ。
馴れ馴れしい奴だけど噛まれたりはしないから。そんなに怖がらなくても大丈夫だよ多分」
「あ、うん。。」(完全に違う事考えてた、ごめん)
「さっきからヒカルちゃん酷くない?笑
まぁ間違ってないけど。←
・・・あ、ヒカルちゃんも可愛いよ」
間違ってないんかい。
そんな風磨さんの発言を鼻で笑うヒカルちゃん。
「そういうの要らないから。早くメニュー寄越して」
「こっわ。すいませんした」
私たちの目の前のテーブルにメニューを置いて、そそくさと戻る風磨さん。
なんだかよく分かんないけど、ヒカルちゃんがそう言うなら私も仲良くしても大丈夫かな?
チラ、と風磨さんの方を見るとニッコリ笑顔で返された。
なんだか軽ーい人だな。
うん、私もあんまり深く考えないでおこっと。
それからは光さんとヒカルちゃんと風磨さんと色んなお話をしながらお店のスイーツを皆で食べた。
ちょっと緊張したけど久しぶりに楽しいかも。
BARでお話するなんて、何だかオトナになったみたいでドキドキする。
ヒカルちゃんに感謝(*´ω`人)
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突然再開してすみませんm(_ _)m
少しずつこちらも進めて行きます!
色んな人物が出てきますが・・またよろしくお願いします.*・゚
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作者名:AKA | 作成日時:2022年4月4日 8時