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side 〇〇〇〇 ページ10

どうも。またまたミ〇ゾノです。
名前隠す意味があるのかって?
ナンセンス!細かい事を気にしたらこんな小説読めたものじゃありませんよ。
先程、ツインテールの美少女がちょいワルイケメン(死語?)を連れて光の速さでお隣の家の前にやって来たようです。
なんかこのツインテール美少女の顔、見覚えがあるわね。うちの助手の…まぁいいわ、今は。
またまた家の前でツインテール美少女が携帯をかざすと、これまた恐ろしく早いスピードで先程の可憐な美少女が飛び出してきました。
デジャブ?
お隣の家の前で携帯をかざすと美少女が飛び出してくる仕掛けでもあるのかしら。
美少女同士の美しい抱擁の後、突然ツインテール美少女がちょいワルイケメンから奪った金属バットをかかげて、お隣の家に飛び込んでいきました。
その直後、凄まじい爆音が。
ツインテール美少女が放った一撃で、お隣の家の玄関のドアが勝手に開きました。
いや普通にドアノブ使えよ、と冷静にツッコミを入れつつ、ようやくお隣に苦情を入れる為の証拠集めをするのに絶好の機会が到来したのでございます。
わたくしは猫のように素早く塀から飛び降り、家の前で呑気にタバコふかしているちょいワルイケメンにそっと背後から近寄りました。

「もし」

「「わっ!!」」
ちょいワルイケメン、見た目によらずビビりなのか
飛び退いて後ずさる姿がなんとも可愛らしい。

「失礼ながら、一通り拝見させていただきました」

「アンタ誰?」

「わたくし、お隣の家から来ました、家政婦のミタゾ〇と申します」

「えっ!本物?」

「大変申し上げにくいのですが、こちらのお宅の騒音が酷いとの苦情を差し上げに」

「マジだ、本物じゃんすげー」

「聞いてます?」
わたくしは聞いてるのか聞いてないのかわからない、ちょいワルイケメンのタバコを手刀で振り落とし、握り潰しました。

「わっ!いちいちこえー」
腰を抜かすちょいワルイケメン。

「先程、バットを持ってドアをぶっ飛ばしたツインテールの美少女、貴方のコレですか?」

「!そうだけど…何?」
赤くなるちょいワルイケメン。

「あの娘が入った家、何やらとても危険な事件の香りがいたします。早く彼女をお救いに」

「なんだって!」
ちょいワルイケメンは慌ててお隣に消えて行きました。なんて単純なおかた。

「よし、これで邪魔者は居なくなりました」
よいしょっと開かれた玄関に堂々と入りカメラを仕掛ける。

「これで、証拠は完璧、と」

では皆様ごきげんよう。

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作者名:AKA | 作成日時:2021年11月21日 9時

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