side りょうこ ページ28
あれからヒカルちゃんと楽しくお買い物して、あーでもないこーでもないとお化粧品を買ったりお洋服見たりして、すっかりさっぱり裕翔くんの事を忘れてた頃。
流石にお腹が空いたから、軽くご飯にしようと思ってヒカルちゃんとファミレスでご飯を食べてたら携帯が鳴った。
昨日から音信不通だった慧ちゃんからのLINE。
あ、因みに裕翔くんからのLINEはずっとブロックしてる。
今日会うはずだったって?
知らんがな。
ちょっと前のお話を各自読み直してもろて。
っと、話が逸れた。
ーー 時を戻そう。
慧ちゃんからのLINEを開く。
『ごめーん、寝てたぁ。またナカジマと喧嘩したの?大丈夫?』
慧ちゃんのLINEに速攻返す。
『大丈夫じゃない。°(°`ω´ °)°。』
んー、我ながら構ってちゃん。
ヒカルちゃんが、私が目にも止まらぬ早さでトントン入力()してるのを見て
ドン引きしながら 誰?と聞いてくる。
「慧ちゃん」
「あぁ、慧ちゃんね。」
慧ちゃんから、すぐ『どこにいるの?』って返信が来た。
携帯を一緒に見ていたヒカルちゃんが、呼んじゃえば?って言うから、私は慧ちゃんに即場所をLINEした。
『いつもの〇〇モールに来て。ヒカルちゃんと待ってる。昨日はたくさん迷惑掛けちゃったし、お礼に美味しいご飯をご馳走したいの( o̴̶̷̤̤̮ωo̴̶̷̤̤̮ )♡』
すると、嬉しそうなスタンプと共に
『マジー???!白米ある???(〃∀〃)行く行く!
秒で行くから待ってて!」
ーーーーーーー
「美味しいご飯ってコレ?ウチ、てっきりホテルランチ的なもの期待してた〜。なんなら涼ちゃんの手作りが良かった〜」
私たちに合流するなり、あからさまに落ち込む慧ちゃん。
なんで!ファミレスも美味しいじゃん!
「つーか、慧ちゃんの中では涼ちゃんの手作りのランチってホテルと同等なんだ」
ボソッと呟く、ヒカルちゃん。
あ、ヒカルちゃんと慧ちゃんは、慧ちゃんのお兄さんとヒカルちゃんの彼氏がお友達みたいで実は顔見知り。ヒカルちゃんに彼氏の薮くんを紹介したのが、慧ちゃんのお兄さんなんだって。
「だって涼、これでも中学生だし!ホテルランチとか無理!」
私が慧ちゃんに奢ったご馳走は、ファミレスのランチ。白いご飯付き。
慧ちゃんの好きな物ちゃんと入ってるのに〜
あ、珍しくヒカルちゃんが笑ってる。
中学生はこれが限界なの!
ていうかヒカルちゃんも今は中学生じゃん?
なんだろな〜同い年の設定の筈なんだけど
漂う先輩感。←
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作者名:AKA | 作成日時:2021年11月21日 9時