第85話 ページ5
マルコside
虫使いが横の虫を切り裂いたと同時に、トリコの背中に付いていた虫が爆発を起こした。
マッチ「ゲホッゲホッ、トリコ、何処だ？トリコッ」
いや…トリコは大丈夫な様だねい。
トミー「あははははっ爆発寸前に虫ごと脱ぎ捨てたかっあはははてかっ防寒具なしで戦えるの？」
トリコ「心配すんなよ、すぐにでもお前を倒すからな。」
マッチ「無茶だ。この氷点下で、ライダースーツ無しじゃ、戦えねぇよ。俺のを使え。」
トリコ「マッチ…。」
マッチ「うおっ、」
刀一本で体を支えていた様だか、崩れ落ちる様に床に手をついたマッチ。
トリコ「マッチ！」
「…。(こりゃ厳しそうだねい。出来れば自分が飛んで行ってやりたいが…トリコ達の為と思っていても、もどかしいねい。)」
トリコ「マッチ、よく戦ってくれた。ありがとう。ライタースーツはお前が使うんだ。俺には必要ない。」
マッチ「トリコ…(なんだ、この感覚、まるで、巨大な森にでも包まれている様な)虫が、襲って来ねぇ…。」
トミー「キィィィィ！！なに負けてんのお前らぁ！…もういらねぇ、せめて虫の餌になれよ。」
そして虫を吐き出し、
トミー「屑共に卵を産み付けなぁ！虫共ぉ！」
マッチ「おいやめろ！あいつはまだ生きてんぞ！やめろ！仲間なんだろうがぁ！！」
虫がこっちに向かって来たので、迎え撃とうとしたが、トリコが何かをする様だったから、まだ、様子見かねい。
すると、トリコからすごい風圧の熱風が吹いて来た。
どういう仕組み何だよい！？
トリコ「戦った仲間の労を、少しは労ってやれよ。」
トミー「…何だかなぁ、すげぇ幼稚な事言うんだね？役に立たん奴は全部ゴミだろ。殺してよくね？」
トミー「トリコ、お前も…早く死んでぇぇぇぇ！！」
そう言って虫を大量に吐き出す虫使い。
トリコ「トミーロッド、稀に見る下劣な奴だ。確実に駆除してやろう！」
すると、トリコはまたさっきの熱を起こし、右手の氷を溶かした。
トミー「成る程、シバリングで解凍したわけね。」
シバリング？よくわからねぇよい。また今度教えてもらうかねい。
トリコ「お前も虫に頼らず自分でかかって来いや。」
トミー「やだね、ぶぁか！」
トリコ「やっとお前に近付けるぜ！トミーロッド！食らえ、10連、釘パンチ！！」
少し短いですが、次回へ続きます。
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ピース(プロフ) - 続きを楽しみに待ってます(*^^*)更新頑張って下さい＼(^o^)／ (2019年3月20日 7時) (
レス) id: 506e5e9594 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き楽しみにしてます (2018年8月28日 15時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 応援しています (2018年2月6日 20時) (レス) id: 464f806c54 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 今日此の作品を見ましたが気に入りました 無理しないでちゃんと万全な状態になってから更新してください (2018年2月6日 20時) (レス) id: 464f806c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue purple | 作成日時：2017年7月18日 0時
