第19話 ページ22
貴「…起きなさい。」
殺気をわざと滲ませ、言葉を放つ、するとエース君は飛び上がった。
貴「エース君、おはよう。これくらいしないと起きないと聞いてね。ごめんね。」
エース「お、おう…」
貴「朝食の用意が出来てるからね。他の人起こしに行ってくるね。」
バタン
貴「次は…(コンコンコン ガチャ マルコさんか。」
貴「マルコさん、朝です、起きて下さい。」
マルコさんに触れる寸前、マルコさんが凄い勢いで私の腕を掴んで引っ張ってベットに引き摺り込み、押し倒される形になった。私不幸じゃね？←
マルコ「…お前かよい。」
マルコさんはホッとした顔になり、私を解放した。
マルコ「いきなりすまねぇよい。いつも聞く声とは違ったから、寝込みを襲われたかと思ってよい。」
貴「…あぁ、そういう事でしたか、また悪戯されたかと。」
マルコ「また？…あぁ、イゾウかよい。」
貴「あれは何なんですか、全く。」
マルコ「さぁ、知らねぇよい。」
貴「はぁ…では、他の者を起こしに行って来ます。では。」
マルコ「あぁ、」
バタン
貴「なんかよく巻き込まれるなぁ。」
此処が白ひげさんの部屋かな？
コンコンコン ガチャ
貴「(当たり)白ひげさん、朝です。起きて下さい。」
白ひげ「んあぁ？朝か？」
揺すり起こす事もなかった。
貴「えぇ、朝食の用意が出来てますよ。では私は他の者を起こしに行って来ます。」
そう言って離れようとしたが、
白ひげ「おい、待て。」
と声を掛けられるのと同時に腰に腕が周り引き寄せられる。近くまで引き寄せられると、
白ひげ「小娘ぇ、気は変わったかぁ？」
貴「いえ、一切変わりませんよ。」
ピシャリと言って腕を解こうとしたが、ガッチリしていて取れない。これから他の人も起こさなきゃいけんのだ、離せ。
白ひげ「グラララ、連れねぇなぁ。」
貴「離して下s…うっ！」
下さいって言おうとしたら引っ張られて上に倒れ込んでしまった。お腹痛いし、この人なら潰れても良いや←←
起き上がろうとしたら、なんと、頭を撫でられた。
白ひげ「グラララ、今の俺はちっせぇからなぁ。こうしなきゃお前ぇの頭を撫でてやれねぇのが残念だなぁ。」
頭なんて、初めて撫でられた。撫でられる感触が気持ち良くて、目を細め、されるがままになっていた。
気付けば、１日寝てなかった分の眠気が来て、寝てしまっていた。
白ひげ「グラララ、こうなれば可愛げがあるんだがなぁ。」
ガチャッ
次回へ続きます。
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シンア - 続き楽しみにしてます(^-^) (2018年10月30日 18時) (
レス) id: 0263cf4b82 (このIDを非表示/違反報告)
MIKOTO - 受験勉強お疲れ様です(^^)/続き、楽しみにしています。 (2018年7月3日 23時) (レス) id: db923ba11f (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 受験勉強お疲れ様でした。更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年5月17日 21時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)
アベッチ - 受験勉強お疲れ様です!これからも頑張ってください!続き楽しみにしてます！ (2018年4月1日 7時) (レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
紅零 - 受験勉強とかお疲れ様でした！これからも頑張ってください！！ (2018年3月27日 17時) (レス) id: 9534f8c68f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue purple | 作成日時：2017年4月30日 21時
