双子座少女の逃亡記[歌い手]

Halloween！ ページ31

「うらさーん…」

「いつもの事だろうが…」

悲鳴がした方へ向かうと何やら翼の生えた人とフードをかぶった人が。フードの人が翼の人に抱きついている。

『…誰ですか…？』

そもそも変わりすぎていて元が誰なのかが分からない。

「うらたぬき。」

「坂田！！」

『あ〜…すみません。誰か分かりませんでした』

顔をしっかりと見れば、確かにうらたぬきさんと坂田さんだった。

「いや、俺らも変わりすぎだな〜って思ってたからいいよ」

『他のふたりは？』

「天幕の中におるで〜」

そう言われ、中にいるであろうセンラさんと志麻さんに会いにいく。

『センラさーん…志麻さーん…』

「う"？」

中にはキョンシーが1人(？)いた。
『え……？センラさんですよね…？』

喋れないのだろうか

「う"あ"！」

そう言いながらこくこくうなずくセンラさん。本当に喋れないみたいだ。そらるさんは害がないって言っていたけれどこれは害ではないのか…

「ふふふ」

ぐるぐると考えていると突然笑い声が響いた。


『？』

見るとセンラさんが爆笑している。

「Aちゃん面白いわあ…ぼくちゃんと喋れますよw」

『騙してたんですか…でも良かったです。喋れなくなってたらどうしようか考えてました』

『志麻さんはどこに？』

「ここだよ」

後ろから声をかけられ振り向くとゾンビの兵隊さんが立っていた

『…センラさんと志麻さんって去年と何が変わったんですか？』

「袖の装飾が豪華になってますね〜」

「兵士になった」

うらたぬきさんが1番変化が大きいのか…

「今日は街に出てもこんな姿ですしこの格好だから出来ることを楽しみましょう？」


天月さん、96ちゃんとも合流して(2人は普通の格好だった)、パーティーが始まる。

「まふくーんご飯食べられるのそれ〜？」

「なんか周りのまふてるゴーストが手伝ってくれてる〜！」

「おい坂田それ俺の！食べすぎるな！」

「うらたくん…おかんだな」

『…楽しいのは良いけれど…何これ』

「カオスだね…」

✄-------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ --------✄

HappyHalloween！！！(遅い)

少しふざけてみました

ひきフェスのレポ的番外編はもう少しお待ちください！！

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