検索窓
今日:27 hit、昨日:0 hit、合計:24,010 hit

-3ページ- ページ4

『はぁ…』

夜遅く、僕は歩いていた。

『あとちょっと…!』

いつもはそらるさんがやるはずの夜の見回り。

「たまにはまふが行ってきなよ」

という一言で僕が行くことになってしまった。
確かにもう15歳だし一人でできるようにならないといけないけどあの人僕が夜怖いこと知ってるでしょしかも心配なのか後ろに誰か付いてきてるし大丈夫かな!?この劇団

『天月くーん
いるんでしょー』

「はーい」

声をかけると現れる人。僕と同じ劇団の舞台俳優であり僕の友達、天月くんだ。

『なんで後ろ付いてきてたの?こっちに来れば良かったのに』

「いやぁしばらくしたら後ろから〈わっ〉って言って驚かそうとしてたんだよ?でもまふくん僕が声かけるより前に気づいちゃった」

『さすがナチュラルサイコパス…』

二人でわいわい話しながら見回りを続けていると


ドサッ


僕たちの後ろから何か落ちた音がした。

『え!?何!?お化け!?』

恐る恐る後ろを向くと僕と同じくらいの年の女の子が倒れていた

急いで駆け寄る僕と天月くん。

『死んでる!?』
「大丈夫。息はしてるよ」
『とりあえず運ばなきゃ!あとそらるさんたちも呼ばないと!』
「そうだね、正宗」

天月くんが呼び出した政宗がそらるさんを呼びにいっている間、僕の能力で女の子に回復魔法をかける。

『【ラサルハグェ】、力を貸してください…!』

蛇をつれた老人が僕の前に(あらわ)れ、一緒に回復魔法をかけてくれる。少し女の子の顔色も良くなったみたいだ。


しばらくしてそらるさんがやって来て、女の子は僕たちの天幕に運ばれていった。

『目、覚ましてくれるといいな…』


------------------------------------
作者です
ラサルハグェは蛇使い座のα星(一番明るい星)です
これからもちょこちょこ星の名前が出てくるので覚えておくと便利かもしれません

-4ページ-→←-2ページ-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , ファンタジー , 能力   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぽっかれもん(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます!修正します! (2018年12月30日 9時) (レス) id: a86d284c66 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - あの...蠍座のところ、かな振ったほうがいいと思います。多分その方が読みやすいです (2018年12月29日 11時) (レス) id: ed50c559b5 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - そらる×天月でガチ喧嘩、を見てみたいです!! (2018年12月13日 0時) (レス) id: 74fff7db19 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 自分も学生です。定期考査の大変さはよく分かります。3週間頑張ってください!!(^^♪ (2018年10月4日 23時) (レス) id: 86e464315a (このIDを非表示/違反報告)
ぽっかれもん(プロフ) - Riuka‐りうか‐さん» コメありがとうございます!思い出していただけて嬉しいです(*^^*)更新頑張りますね! (2018年10月1日 20時) (レス) id: 3c9018ccbc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽっかれもん | 作成日時:2018年7月31日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。