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Aside

休憩を終えてまた馬車のようなものに揺られること数時間、街に到着した

『大きい…』

私達が辿り着いた街はとても大きな商業都市で、本で読んだことの無いものが沢山あった。

「そこのお嬢ちゃん!この焼肉食べていかないかね?安くしとくよ〜」

「いやいやうちの魚を食べていきなさいよ!肉なんかよりも絶対に美味しいわよ」

そらるさん達の後に付いて歩いていると屋台の男性と女性に声をかけられる。
「ああ?肉が1番に決まってんだろ!」

「肉よりも魚の方が健康にも美容にもいいじゃないのよ!」

『あ、えっと…』

迷っていたら喧嘩が始まってしまった

私にどうにかすることができる訳もなく、困っていると歌詞太郎さんが声を掛けてくれた

「どうしたの?」

『あ…屋台の方が…』

「あ〜…大丈夫。いつも通りだから。商人さんってこんなものだよ。」

そう言うと屋台の2人に声をかける

「すみません、両方ともひとつずつ貰えますか?」

そう言って串に刺された焼肉と焼き魚を1本ずつ買うと私に差し出してくれた

「ずっとお城の中にいたならこういうの食べたことなかったでしょ?本当は今から行くところでご飯にしようかと思ってたけど…こっちも美味しいから食べてみなよ」

『ありがとうございます…!あの、お金って…』

「この組織に所属してるなら食費とかは全部経費で落ちるよ。気にしないで食べちゃいな」

歌詞太郎さんのご厚意に甘えて、焼き魚と焼肉にかぶりつく。噛んだ途端に油が溢れてきてすごく美味しい。

『美味しい…!』

夢中になって食べているといつの間にか目的地に着いていたようだった

『COF…?』

食事処のようで、看板にはそう書かれている。

「そう。ここが僕と天月くんが前に一緒に活動してた仲間がいるところだよ」

歌詞太郎さんはそう言うと扉を開けて中に入っていく。

「いらっしゃいませ〜…あ!」

「久しぶり、はしやんくん」

「歌詞さん!久しぶり!!天月くんも!」

「この前仕事で一緒になったばっかりじゃ〜ん」

天月さんは一緒に仕事をすることがあるのだろうか…一体何をやってる人なんだろう

疑問に思って私が話そうとしたら、勢いよく入り口の扉が空いて見覚えのある4人組が入ってきた。

「ここに女の子が入っていかなかったか!?」

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作品ジャンル:ファンタジー
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ぽっかれもん(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます!修正します! (2018年12月30日 9時) (レス) id: a86d284c66 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - あの...蠍座のところ、かな振ったほうがいいと思います。多分その方が読みやすいです (2018年12月29日 11時) (レス) id: ed50c559b5 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - そらる×天月でガチ喧嘩、を見てみたいです!! (2018年12月13日 0時) (レス) id: 74fff7db19 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 自分も学生です。定期考査の大変さはよく分かります。3週間頑張ってください!!(^^♪ (2018年10月4日 23時) (レス) id: 86e464315a (このIDを非表示/違反報告)
ぽっかれもん(プロフ) - Riuka‐りうか‐さん» コメありがとうございます!思い出していただけて嬉しいです(*^^*)更新頑張りますね! (2018年10月1日 20時) (レス) id: 3c9018ccbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽっかれもん | 作成日時:2018年7月31日 12時

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