-番外編2- ページ18
準備も大体終わり、まふくんと二人で天月さんに会いに行く。
「まふくん、Aちゃん、いらっしゃーい」
『お疲れ様です』
天月さんはすでに衣装に着替えていた。
「今日は楽しんでってね!」
『ありがとうございます。…緊張、していないんですか?』
もうステージの回りにはたくさんの人が集まってる。
「うーん…してないって言えば嘘になるかな…?
でもたくさんの人が僕に興味を持ってここに来てくれているからいっぱい楽しまなきゃね!」
ああ、この人は自分のことを応援してくれている人たちが大好きなんだな…
「天月くん、そろそろだよ」
「まふくんありがとう〜」
「僕たちもそろそろ客席に戻ろうか」
『そうだね』
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周りもだんだん暗くなり、ぽつ、ぽつと魔法で明かりが灯される。
あぁ、始まるんだなぁと思っていたら出てきたのは天月さんではなかった。
「よいしょっ…やあやあ正宗だよ〜」
『えっ』
あの子しゃべれたの!?
「天月は今準備中だからちょっと待ってね〜さっき〈靴下の右と左間違えた！〉って言ってたよ〜そもそもあいつに右と左の区別なんてついてるのかな?」
声はかわいいけど意外と毒舌…
天月さんが作った子なのにすごくバカにされてますよ
「お、そろそろ準備ができたみたいだね〜それじゃあ、楽しんでってね〜バイバーイ」
正宗くんが消え、真っ暗ななかに赤い照明が光るだけ。しんとしたなかにいきなり大音量で音楽が流れ始め、天月さんが現れる。
「今日は来てくれてありがと〜!!いっぱい楽しもうぜ!」
ステージの上で歌ったり踊ったり、弾き語りをしたり。途中、観客の人と全員で踊ったりもした。
「俺に興味を持ってここに来ることを選んでくれてありがとう」
「僕のやって来たことは間違ってなかった!!」
「暗闇の中で闇雲に手を伸ばす僕を見つけてくれた。」
言葉一つ一つに心がこもっていて泣いている人たちもたくさんいた。天月さんは応援してくれている人たちが大好きだとさっき感じたけれどそれだけじゃない。自分が今いる世界が大好きで無くしたくないんだ。
私もここで立ち止まっている場合じゃない。自分の運命としっかりと向き合っていかなきゃ。
明日からまた頑張らなきゃ、と元気をもらった私だった。
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武道館記念でした
僕が感じたことも少し入っています
天月さんが言っていた言葉も使わせて頂きました
-15ページ-→←-番外編- 2018,8,23 天月 武道館記念
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ぽっかれもん(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます！修正します！ (2018年12月30日 9時) (
レス) id: a86d284c66 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - あの...蠍座のところ、かな振ったほうがいいと思います。多分その方が読みやすいです (2018年12月29日 11時) (レス) id: ed50c559b5 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - そらる×天月でガチ喧嘩、を見てみたいです!! (2018年12月13日 0時) (レス) id: 74fff7db19 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 自分も学生です。定期考査の大変さはよく分かります。3週間頑張ってください!!(^^♪ (2018年10月4日 23時) (レス) id: 86e464315a (このIDを非表示/違反報告)
ぽっかれもん(プロフ) - Riuka‐りうか‐さん» コメありがとうございます！思い出していただけて嬉しいです(*^^*)更新頑張りますね！ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 3c9018ccbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっかれもん | 作成日時：2018年7月31日 12時
