双子座少女の逃亡記[歌い手]

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Aside

「改めて、自己紹介と今度は組織の役割をそれぞれ説明しようか。」

そらるさんのその言葉を皮切りに、2回目の自己紹介が始まる。

「まず始めは俺から。そらるです。加護は蠍(さそり)座。一応黄道12星座のうちの一つだけど能力としては尻尾が生えてそれを操って攻撃するだけ。もう一個〈目を合わせた相手の過去が視れる〉って能力を持ってるからそれ使って相手を惑わして尻尾でぐさりってのが主な戦い方かな。あとは作戦参謀やってるよ。Aって呼んでいい？」

『はい。大丈夫です。』

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次はまふくんだった。
「まふまふです!前にも説明した通り、蛇使い座の加護を受けてて、回復魔法が得意です!メンバーとしてはまだまだ見習いなのでそらるさんと一緒に行動して立ち回りとかを勉強してます!」

『まふくん、改めてよろしく。ありがとう』

「どういたしましてっ!」

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「次は僕〜」

そう言って紹介を始めたのは天月さん。

「天月です!牡羊座の加護を受けてるよ！組織としては情報収集、暗殺担当だね。よくまふくんと遊んだり戦闘の基礎教えたりしてるよ」

「感覚的すぎて全然わからないけどね!」

「なにを〜」

そう言ってまふくんのこめかみをぐりぐりし始める天月さん。仲が良いんだな…

「いたいいたいいたい!!助けて…」

『天月さん、よろしくお願いします。まふくんが痛そうなのでやめてあげてください。』

「ちぇっ」
天月さんはもの足りなさそうな顔をして手を離す。まふくんは涙目になっていた。

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「次は歌詞さん!」

天月さんの紹介で歌詞太郎さんの自己紹介が始まった。
「はい、伊東歌詞太郎です。組織のなかでは情報収集を担当してます。能力も加護もないから前線で行動することはないかな。任務中のみんなのサポートをしたりしてるよ。」

『よろしくお願いします。』
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「最後はわしやな!」

96ちゃんが立ちあがり話し始める。
「わしは知っての通り96猫!やまねこ座の加護を受けてるからいろんな人に化けられるで!それを活かして潜入調査をよくやっとるよ〜
あと敬語じゃなくてだいじょぶだかんな!お姉ちゃんだと思って頼ってな!」

『じゃあタメ口で頑張りま…あ、頑張るね』

「よろしくな〜!!」

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分かりにくいんで次のページに歌い手さんの設定載せます

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