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私は15歳まで城の外に出してもらえないどころか外の世界も見せて貰えずに育ちました。
私自身それが普通だと思っていたので特に気にすることもなく、外に関する本を読んだり、家庭教師から勉強を教えて貰ったりして暮らしていました。

16歳の誕生日を控えたある日、私は兄に呼び出されました。私の兄は私とは違い社交界にもはやくから顔をだし、跡継ぎとしての才能も兼ね備えていました。性格も穏やかで、よく私にパーティーでの面白い出来事を話してくれました。私もそんなお兄様が大好きでした。

話がそれましたね。

お兄様は部屋に来た私に衝撃的な一言を話しました。

"私はもうすぐ殺 される"

と。

お兄様はその言葉とともにある本を私に手渡しました。その本には今私が置かれている状況の理由がわかる内容が書かれていました。

"双子座の加護が二人に別れた場合、どちらか一人を殺 さないと双子座は国を滅ぼす"

私が生まれたとき、もともと兄に加護を与えていた双子座のうちの一体、カストルが私に加護を与えました。そのようなことは歴史上めったに起きたことがなく、私が生まれたときに大臣や学者たちが集まって過去の例をさがしたそうです。その時に見つけた文献がその本です。
この本を読んだ私の両親は私が生まれたことを世間に公表することをせず私の存在を隠し、16歳の誕生日が来るまでに私を殺 す計画をたてていたそうです。

兄は私に逃げることを勧めてくれました。この服や簡単な食べ物を用意してくれ、その日の夜のうちに私は城を出ました。

山道を数日間歩いていると追っ手がやって来ました。両親が雇った刺客だと思われます。
その人から逃げて、私はここへやって来ました。

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作品ジャンル:ファンタジー
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ぽっかれもん(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます!修正します! (2018年12月30日 9時) (レス) id: a86d284c66 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - あの...蠍座のところ、かな振ったほうがいいと思います。多分その方が読みやすいです (2018年12月29日 11時) (レス) id: ed50c559b5 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - そらる×天月でガチ喧嘩、を見てみたいです!! (2018年12月13日 0時) (レス) id: 74fff7db19 (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 自分も学生です。定期考査の大変さはよく分かります。3週間頑張ってください!!(^^♪ (2018年10月4日 23時) (レス) id: 86e464315a (このIDを非表示/違反報告)
ぽっかれもん(プロフ) - Riuka‐りうか‐さん» コメありがとうございます!思い出していただけて嬉しいです(*^^*)更新頑張りますね! (2018年10月1日 20時) (レス) id: 3c9018ccbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽっかれもん | 作成日時:2018年7月31日 12時

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