Light of death and hope【創作】 (ページ20)

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nineteen:作戦 ※修正ページ20

港区-道路
23:12

「え？やるって…殺すってことだよな？」

「それ以外無いでしょ」

「でもどうやって…」

考えろ。普段使ってない脳みそフル回転で考えを練れ。ここは十字路。"目の前の人"は街灯の下辺りにいる。

「功士郎くん、ここって十字路になってるよね」

「え？…あぁ、確かになってるな。それがどうした？」

「功士郎はそこの曲がり角にいて。
私が音を出してこっちに向かってきたらゾンビっていう確信が取れるし、合図したら自分のスネらへんを目安に出てきた足をを思いっきり鉄パイプで殴って。」

功士郎は頭に？マークを浮かべている。説明下手だから分からなかったのかな…

そう思うとAは紙とペンを取り出して殴り書きで書き始めた。

「こういうこと」

「あーなるほど！そういうことか！了解了解」

「んじゃ、手筈通りに。」

「おう」

功士郎が鉄パイプを持ち壁側に立った事を確認すると、息を吸ってこう言った。

「来いよド三流！！！！相手してやる！！」

目の前の人、

ゾンビが呻き声を上げた。