記録9 ドンキホーテ・ドフラミンゴ ページ14
ミホークにからかわれ倉庫を飛び出した私はまたある人物にばったり出くわしてしまった。
｢ん？さっきのやつか。フフフッ…。｣
『ドフラミンゴ…。』
会議中ずっとニヤニヤしていたこの男。近づかない方が身のためだろう。
そんな気がして彼から離れようとしたが既に体が動かなかった。
｢逃げようとしたな…？この俺から！｣
『…いや。ちょっと急いでて…。』
やられた。糸を体につけられてしまった。
彼がぐいっと指を動かせば私の体は宙に浮いて背の高い彼の目の前まで引っ張られる。
『…勘弁してください。騒ぎを起こしたくない。』
｢フフフ…。動じない女もなかなかいいもんだ…。どうにかしたくなる。｣
彼は私の顎を掴むと親指で私の唇を撫でた。
『…！』
私は咄嗟に覇気を使ってしまった。
近くにいた海兵達が倒れる。ドフラミンゴも私を拘束していた糸を解いた。
｢！…フッフッフッ…その資質…！欲しい、お前が欲しいぞA！！｣
ーーぎゃぁ…。
『失礼！』
｢…逃がさねぇ…！｣
必死に逃げる私を笑いながら追うドフラミンゴ。どんな状況、これどんな状況？
『ふぎっ…。』
｢フフフッ、簡単に捕まってくれる…。｣
あっという間に床に転がされた。私の上では楽しそうに笑うドフラミンゴ。
『…私を踏み付けるなんていい度胸じゃないの…。』
ドフラミンゴを睨むが逆効果だったらしい。
｢…フッフッ…。いいねぇ、いい！そそるねぇ！もっと睨め、もっと俺を憎め！｣
『ひぇ…。』
男というのはこんなに変態だったのか。そういえば変態と言われて喜んでいる男もいたな。言ってないけど。
『…変態…。』
今度は言ってやった。
｢ほう、変態か。フフフッ…そうか。お前が望むのならそう呼ばれるにふさわしい男になってやるのもいい…。｣
ーー彼は何をいっているのだろう…。
彼はペロッと下を出したかと思えば私の手を掴みその指を舐めた。
ヌルッとした感触が手を這う。
『…！？』
私の表情を見た彼はニヤニヤ笑いながら更に首元に顔を埋められ、ぺろっと舐められる。
『ぅ、うぅ。』
その時だった。
｢…邪魔だどけ。｣
そう言ってドフラミンゴの後ろに立つのは、
最近七武海に加入したという、トラファルガー・ローだった。
記録10 トラファルガー・ロー→←記録8 ジュラキュール・ミホーク
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アイ(プロフ) - おわりですか！？すごくおもしろかったです！！続編とか書く予定ないんでしょうか？？(o^^o) (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
アタル(プロフ) - アニメ大好きwomanさん» 嬉しいコメントありがとうごます！更新が遅く本当に申し訳ありませんが、待ってくださる方がいると知ると、俄然やる気が出てきますね！ですが、期待はあまりせず気長に待ってくださるとありがたいです汗 (2020年3月8日 18時) (レス) id: e103d991e7 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きwoman - とっっても面白いので早く続きが読みたいです！更新頑張って下さい！ (2020年3月8日 17時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アタル | 作成日時：2019年10月14日 20時
