記録7 トニートニー・チョッパー ページ11
『…私としたことが…。』
先程このサニー号が海軍の軍艦に見つかり襲撃を受けた。
もちろん撃退して今は安全だが、その戦闘中に私は鉛玉を腕に受けてしまったのだ。何たる不覚。
私は医療室でチョッパーの手当を受けているところだった。
｢大丈夫。治療は済んだから、あとは安静にしておけよ！｣
『…チョッパー…。ありがとう！』
そう言って私はチョッパーに抱きつく。
｢や、やめろぉ！｣
抵抗するこの生き物。トナカイだったらしいが何故か二足歩行で人間の言葉を話せる。
もうこうなると男女関係無くなってくるなと自分でも思った。
『チョッパー、あなたはどうして海に出たの？』
｢俺はルフィに誘われたんだ。あの時のことは今でも鮮明に覚えるよ。｣
そういったチョッパーは泣きそうな顔をしたが嬉しそうに言った。
私はこのチョッパーを気に入っている。いじめたくなる欲求に毎度駆られていた。
『…ねぇ、チョッパーこのパフェ食べない？サンジがくれたの。』
｢え！いいのかー？｣
チョッパーは嬉しそうにパフェを食べようとする。
私はそのパフェをサッと取られないように隠した。
｢？くれないのか…？｣
明らかに落ち込んだ顔をしたチョッパー。
ーーか、可愛すぎる。
『嘘だよ！あげるあげる。』
｢おぉ…！ありがとなー！｣
結局いじめてもその落ち込んだ顔に弱い私はすぐにパフェをあげるのだが…。
パフェを美味しそうに頬張るチョッパーを見ながら休んでいると、医療室のドアがバーーンッ！と開いた。
『…！？何？』
｢お、A！もう大丈夫か？｣
どうやらルフィが勢いよくドアを開けたらしい。
｢くらー！ルフィ！医療室は静かにって言ってるだろ！｣
チョッパーが怒った。かわいい。
｢シシシッ！悪かった！それより、A！お前に会いたいって言う奴が来たぞ！｣
『…私に？…って！？』
ルフィは私の体に腕を巻き付けると甲板まで走った。
最後に見えたチョッパーはパフェを口いっぱいに詰め込んでいた。
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アイ(プロフ) - おわりですか！？すごくおもしろかったです！！続編とか書く予定ないんでしょうか？？(o^^o) (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
アタル(プロフ) - アニメ大好きwomanさん» 嬉しいコメントありがとうごます！更新が遅く本当に申し訳ありませんが、待ってくださる方がいると知ると、俄然やる気が出てきますね！ですが、期待はあまりせず気長に待ってくださるとありがたいです汗 (2020年3月8日 18時) (レス) id: e103d991e7 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きwoman - とっっても面白いので早く続きが読みたいです！更新頑張って下さい！ (2020年3月8日 17時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アタル | 作成日時：2019年10月14日 20時
