5話 ページ6
『雄大くんっ』
雄｢んっ？？｣
なんか珍しく難しい顔してる。
スマホとにらめっこ。
『どしたの？』
雄｢ん、おれ今すげぇ戦ってる、
から、ちょっとだけまってて｣
『ん。』
お隣に座る。
正面で徹くんと颯くんが楽しそうにお話してた。
徹｢俺はぜったい黒｣
颯｢えぇ、僕は白です｣
なんの話かわからん
けど、
すごく真剣だからほっとこう。
雄｢んあ"っ！
終わったあ
よっしゃ、行こ、A｣
『へっ？』
急に腕を引っ張られてスタジオの外へ。
外が良く見える大きな窓の付いたところ。
並んでる椅子の端っこに雄大くんが座るので
またお隣に失礼した。
『なにと戦ってたの？』
すごい真剣だったから気になったの。
雄｢ん？釣りのゲーム。してた｣
釣りのゲームかーーい。
『大きいの釣れた？(笑)』
雄｢うん！やってやった！｣
嬉しそうに話す雄大くん。
いやかわいいかよ。(笑)
『そか、それはよかった。(笑)』
雄｢Aにこにこだ。
かわいいから手繋いじゃお。｣
急に握られる手。
急すぎる、待ってまだ心の準備、、
雄｢最近仕事忙しかったから、、
あんまり手繋げてなかったね｣
『えっ、？』
雄｢たまには2人でゆっくりしたいなぁ…｣
戸惑う私をよそに
勝手に進められちゃう会話。
『雄大くん、』
雄｢ん？｣
とりあえず手汗がっ
『ごめん手汗が、』
雄｢ははっ(笑)
いや、全っ然大丈夫(笑)
てかA手冷たくない？｣
『え、あ、そうなの、うん、ちょっと寒くて』
雄｢そっかあ
じゃああっためとかないと｣
雄大くんのもう片方の手と
私の空いてる手が重なった。
雄｢これで寒くないね｣
眉毛を八の字にして笑う。
……すきや
雄大くんの大きな手が
私の手を握ったり離したり。
雄｢俺Aの小指すき〜｣
『？
なんで？』
雄｢Aみたいにちっちゃくてかわいい｣
『！
ばかにした！』
雄｢ははっ(笑)｣
『もう〜！笑ってごまかさないの！』
ほっぺをふくらまして怒ったふり。
雄｢なにそれ、かわいい｣
なにそれ、、
雄｢？
A？耳赤い…｣
そっと呟く。
『……雄大くんのせいだもん…』
目を逸らして言うのがやっと。
雄｢えっ、やばいキスしたい｣
『！！
だめ！』
雄｢…だめ？｣
そんなかわいく言われても……
『だめなものはだめだもん』
雄｢じゃあ終わったらいい？｣
って無理やり約束して
休憩時間が終わった。
心臓が持たんわ………
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ちー(プロフ) - 夢中になり朝からずっと読んでました^_^このお話大好きです！続き楽しみにしてます☆ (2019年1月22日 7時) (
レス) id: 487e8622a6 (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - はじめまして！小説読みました！星も押しました！面白くてめちゃくちゃ好きです！早く続きが読みたいです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: 74cfa4bee8 (このIDを非表示/違反報告)
あぽん(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！がんばります (2018年12月20日 21時) (レス) id: 2ff8adf61b (このIDを非表示/違反報告)
えり - あー早く続きがみたいです (2018年12月19日 1時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽん | 作成日時：2018年11月11日 22時
