42話 ページ43
曲がかかると、
やっぱり空気が変わる。
�� MV撮影の時って、口パクなの？ ��
って、前に興味本位で聞いたことがある。
雄大くんは、
�� ううん。
俺も想太も歌ってるよ ��
って
言ってたっけ。
同じところを
違うカットで何度も撮るから
同んなじフレーズを何度も歌ってるんだって思うと、ただ単純にすごいなって思う。
毎回色んな表情で歌うから。
モニターの中の雄大くんを見つめる。
と、
『わっ、、』
急に目が合ってびっくりした。
……色気の塊だ
忘れてはいないけど
そうだよ、
雄大くん、こんなにかっこいいんだよ……
一度惹き付けられると
魔法でもかかったかのように
もう私は君の虜。
｢カット！！
休憩挟んで、次ダンス撮ろう｣
｢｢はいっ｣｣
カットがかかってもモニターに釘付けの私に、
雄｢Aちゃんっ｣
肩をポンってする雄大くん。
『わっ！！』
びっっくりしたぁ……
雄｢いつまでそっち見てるの〜｣
ムスッとする。
『ごめんごめん、
お疲れさま』
雄｢ん。｣
急に笑顔。
破壊力すごいです。
やばたにえんです。
雄｢オレンジジュース飲みたいから買ってこよ？｣
『うん！行く！』
雄｢おお、元気元気〜｣
『ふふっ
雄大くんがかっこいいからかな』
雄｢いやん照れちゃう｣
って、両手で顔を隠す。
『雄大くーん、聞こえますかー
オープンして〜』
顔を覆ってる手をツンツンする。
雄｢カウントダウンして？｣
『ふふっ
3秒からでいい？』
雄｢ん｣
『３、２、１、』
雄｢んばあっ｣
開いた手たから現れるのは、
変顔の雄大くん。
『あははっ(笑)
変な顔〜〜』
雄｢こらぁ〜笑うな〜｣
『これ笑わない人いない』
雄｢そんなに変な顔してないわ！
…ほら、早く行こ？｣
『ん(笑)』
雄大くんといると、
いつも自然に笑顔になれる
場の空気を読んで
気を遣ってくれる雄大くんだからこそ、
なんだろうけど。
一緒にいるとほんとに楽しくて
幸せだって、思ってしまう。
忘れちゃいけないことも、忘れて……
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ちー(プロフ) - 夢中になり朝からずっと読んでました^_^このお話大好きです！続き楽しみにしてます☆ (2019年1月22日 7時) (
レス) id: 487e8622a6 (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - はじめまして！小説読みました！星も押しました！面白くてめちゃくちゃ好きです！早く続きが読みたいです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: 74cfa4bee8 (このIDを非表示/違反報告)
あぽん(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！がんばります (2018年12月20日 21時) (レス) id: 2ff8adf61b (このIDを非表示/違反報告)
えり - あー早く続きがみたいです (2018年12月19日 1時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽん | 作成日時：2018年11月11日 22時
