17話 ページ18
『うぅっ、さぶい』
雄｢だから早く帰ろって言ったのに｣
ただいま雄大くんのお説教なうで
帰り道を歩いてます。
雄大くんにお説教されるなんて。
明日は台風だぞ。。
『だって、』
雄｢だってなに｣
『雄大くんと一緒に居たかったんだもん、』
雄｢おうち帰っても一緒にいれるでしょ。｣
『そうだけど……』
でも外と中は違うじゃんっ
雄｢ほら、風邪ひいちゃうから……
これ着て。｣
バサッと肩にかかるのは雄大くんの上着。
パーカー雄大くん。
まだ秋だけど
雪降ってないけど
さむっ！
『！！
だめだよ、！』
脱ごうとすると、
雄｢だめっ！！
俺は筋肉があったかいけど、
Aはほっそいんだから｣
筋肉があったかいってなに。
『でも雄大くん風邪ひいたらだめだもん』
雄｢俺は風邪ひかない。｣
『どして？』
立ち止まって顔を見上げる。
雄｢Aがかわいいから。｣
『理由になってない。』
雄｢いいから着ててよ、
Aが風邪ひくと元気でないから｣
『エナジードリンクなの？』
雄｢ははっ(笑)
それいいね(笑)｣
ばかにした。
絶対ばかにした。
雄｢すーぐ拗ねる(笑)
ごめんって(笑)｣
よしよーしって頭を撫でられる。
犬か。
・
そんなこんなでやっとおうちに到着。
『雄大くん、』
雄｢ん？｣
鍵を探すのにカバンをごそごそしてる。
『ごめん、寒かったよね、？』
玄関先で聞いたって遅いけど。
雄｢Aがあったかいならそれで……
あっ、あった｣
やっぱり寒かったんだ、
『ごめん、……』
雄｢なんで謝る｣
鍵を開けて扉を開ける。
『私ばっかり、、
雄大くんも寒かったのに…』
申し訳なさが溢れる。
泣きそうになって下を向いた。
雄｢A？｣
呼ばれて顔を上げる。
雄｢入って、｣
腕を引っ張られて玄関の中へ。
雄大くんが
片手でドアを閉めながら
もう片方の手で私の腰を抱いてる。
器用だ……。
雄｢じゃあ、
Aからキスしてくれたらいいよ｣
『はっ？』
なにそれ、いつそんな話になったの。
雄｢そしたらあったかくなる、おれ。｣
マジか…
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ちー(プロフ) - 夢中になり朝からずっと読んでました^_^このお話大好きです！続き楽しみにしてます☆ (2019年1月22日 7時) (
レス) id: 487e8622a6 (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - はじめまして！小説読みました！星も押しました！面白くてめちゃくちゃ好きです！早く続きが読みたいです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: 74cfa4bee8 (このIDを非表示/違反報告)
あぽん(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！がんばります (2018年12月20日 21時) (レス) id: 2ff8adf61b (このIDを非表示/違反報告)
えり - あー早く続きがみたいです (2018年12月19日 1時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽん | 作成日時：2018年11月11日 22時
