11話 ページ12
君と歩く帰り道。
って言っても
歩くのはタクシーまでの間の少しだけ。
『寒いね〜』
なんて。
あざといあざとい。
雄｢ん、手、繋ごっか｣
待ってたんだよ、この言葉。
あざといなあ。(笑)
差し出された右手に、
今更だけど ちょっとドキドキする。
『うん』
ほっぺが緩む。
君の右手に絡む 私の左手。
『あったかいね』
雄｢ふふ、俺もあったかい｣
あったかいね、
君といる時間。
『雄大くん、』
雄｢ん？｣
名前を呼んだら君が振り向いてくれる。
当たり前に思えてきちゃってるけど
きっとすごく特別なことだよね
『今日泊まってってもい？』
雄｢え！マジで？｣
『え！
ごめん、だめだった？』
雄｢いや、めっちゃ嬉しい
から、俺、今ほっぺがゆるゆるだ(笑)｣
ええええ
なにそれ、かわいいじゃんか…
毎日、少しずつ
愛おしい が溢れる。
・
・
・
雄｢ありがとうございました〜｣
タクシーの運転手さんにお礼。
雄大くんのこういうところ
好きだなあ。
雄｢行こっ｣
また手をぎゅっとする。
雄大くんの、この、ごつごつした手がすき。
私より全然大きくて
指も太いし
でも、あったかいの。
『雄大くん』
雄｢ん？
なんか今日いっぱい名前呼ぶね(笑)｣
嬉しいって笑う。
そんな君も
いつもいつも
『好きだよ』
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ちー(プロフ) - 夢中になり朝からずっと読んでました^_^このお話大好きです！続き楽しみにしてます☆ (2019年1月22日 7時) (
レス) id: 487e8622a6 (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - はじめまして！小説読みました！星も押しました！面白くてめちゃくちゃ好きです！早く続きが読みたいです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: 74cfa4bee8 (このIDを非表示/違反報告)
あぽん(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！がんばります (2018年12月20日 21時) (レス) id: 2ff8adf61b (このIDを非表示/違反報告)
えり - あー早く続きがみたいです (2018年12月19日 1時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽん | 作成日時：2018年11月11日 22時
