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4話 ページ6
すぐに駆けつけたのは母だった。
母は今にも涙が零れそうで、私の体を両手で包んだ。
その後、チームのセッターが代表でお見舞いに来てくれた。
「体はどう?どのくらいで治る?」
多分これは、早く復帰しろという意味ではなく、単純にメンバーとしての心配だろう。
「1年は安静にだってさ。ごめん。」
本当に色々ごめん。
「何対してのごめん?(笑)私は結衣に何度も助けられたよ?」
私はバレーに夢中で、セッターに凄い迷惑掛けちゃったな。
ありがとう。
┈┈┈┈
数日たった後だったかな
ブーー、ブーッ
マナーモードにし忘れていた携帯が揺れた。
画面を見ると知らない番号からの電話だった。
それが、ユースと繋がるスタート。
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作者名:途方に暮れる詩人 | 作成日時:2019年10月7日 17時