#36 ページ36
自然と隆二の歩くペースより ゆっくりになる
……やっぱり…隣を歩くのはちょっと、、
隆二「………ハァ…」
一瞬 隆二は 立ち止まり ため息をひとつ
グイッ
私の右手を取って、自分のコートのポケットに
…隆二の左手と私の右手は隆二のポケットの中
A「……！！」汗
隆二「…だから、気にすんなっつってんの！」
ちょっと怒ってる……
A「…だって…。」汗
ごめん…隆二
やっぱり………
A「…やっぱり…無理。」
隆二の手を振り解き、ポケットから手を出した
隆二「…っ！………なんで？」
いつになく 低い声で 聞いてきた…
A「…隆二……」
隆二「…帰るわ。」
そう呟くと 隆二は今来た道を 戻って行った
ズキンッ！！……
胸が痛い…焦りと不安が一気に押し寄せてきた
隆二の背中がどんどん小さくなる
追いかけるのが正解なの？
……でも…私の足は動かなかった
手を繋ぐ事が嫌な訳じゃない
隣を歩く事も
本当はたくさん したいよ。
だけど、お互い芸能人、一般人じゃない…
今度、撮られたら もうごまかせない。
私との事が 公になったら…
1番辛い想いをするのは隆二本人だよ…
沢山のファンが 傷ついたら…
本人が1番辛いはず。
ここまでの道のりは決して 平坦な道ではなかったからこそ、
慎重になってほしいんだよ…
A「…っ……っっ…」泣
どう説明すれば 伝わる？
それとも…恋愛の価値観が違うのかな
A「…っ……ッ！泣」
気がつくと 千波さんのマンションまで歩いていた…
千「Aちゃん？！！！」
A「…ふぇ……ッ泣！！ ちな…み…さーん…ッ」泣
千波さんを見た瞬間、涙腺は完全に壊れた
千「…ちょっと！どうしたの？…今市くんは？…とにかく 入ろう！」
そう言って 千波さんの部屋に入った
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sachi(プロフ) - なぁちゃんさん» コメントありがとうございます。完結までもう少し、お付き合いください。 (2015年1月7日 16時) (
レス) id: 044d85e8dd (このIDを非表示/違反報告)
sachi(プロフ) - 涼さん» いつもありがとうございます。完結まで、私なりにがんばります。 (2015年1月7日 16時) (レス) id: 044d85e8dd (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃん(プロフ) - 毎回楽しみにしてます！ (2015年1月7日 9時) (レス) id: 9ec4d4ea27 (このIDを非表示/違反報告)
涼 - やっと再会出来て、ラブラブ！嬉しかったです！が…試練ですね。お互いを凄く想ってる感じが凄く好きです。ここまで更新お疲れ様でした。完結まで頑張って下さい！ (2015年1月7日 7時) (レス) id: e56153c529 (このIDを非表示/違反報告)
sachi(プロフ) - 北斗七星さん» 読んでいただき、ありがとうごさいます。楽しみにしてくれてるなんて、、本当に嬉しいです。 (2015年1月4日 23時) (レス) id: 044d85e8dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sachilan
| 作成日時：2014年12月19日 17時
