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#60 ページ21

HIRO「…もちろん。…俺の勘が当たっているならば、2人には辛い思いをさせてしまうかもしれないな。 」




そう言ってHIROさんは 出て行った




バタン…



隆二「…A、HIROさんの言ってた意味が分からないんだけど。」




A「……ん。…」





あたしは 握られている右手をギュッと握り返した



A「…あたし、NYに行く。……」



本当はまだ 決断はできていない


でも、今のあたしは弱すぎて


泣いてしまいそうで



必死だった…



隆二「……は? 何言ってんの?」



今まで 見た事もないような 険しい表情



A「NYで まだまだスキルアップしたい。
今がチャンスだって、HIROさんが…。」




隆二「…なんだよ それ……」




A「…だから 写真はあたしじゃないって
言って。 引っ越しも なるべく早くする。」




もう 隆二の顔が見れない…




隆二「……それでいいの?」





隆二side〜


なんだそれ…


突然のNY行きの話に度肝を抜かれて


何がなんだか…



もう、Aの中でNY行きの決断ができているなら…応援してやんなきゃな…


引っ越し…考えらんねえ


隣りにいて、毎朝起こすのが当たり前だった



なんか いろんな物をいっぺんに失うような


そんな気分だった…




A「……っっ………」


Aside〜



もう、無理だった…



隆二と離れたくない


口に出したら
なんとかしてでも受け止めてくれる


隆二は そういう人



だからこそ 言えない。


涙が溢れて 止まらなかった…



隆二「……」



隆二は体をあたしの方に向けて


繋いだ手を 引き寄せた


ギュッ////




隆二のぬくもりに触れた






A「…っ…」泣



隆二「…ずっと……こうしたかった…」




隆二の匂い 好きだな…




A「……大好き。」

思わず口に出していた




隆二「…!!!」


慌てて 隆二は体を離すと、



隆二「先に言うなよ〜!!汗」///



A「…ww」///




隆二「…でも…行くんだろ? 離れなきゃだめなんだろ?……っ……」





A「…っっ…うん…」泣



隆二「…オレは お前が大好きだよ。……
だから…NY 行ってきな。….…」




A「……隆二……っ」





隆二「…待ってるよ。……」



A「…ううん……待ってなくていい。」





隆二「…は?…なんで……」汗




A「…いいの。……隆二は 待たなくていいから……っ…」泣

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あゆ(プロフ) - おもしろいです!キュンキュンせつなくて。日本に帰ってからの二人+三代目も読みたいです〜。いい作品をありがとうございます! (2015年5月17日 1時) (レス) id: 7f78f03745 (このIDを非表示/違反報告)
sachi(プロフ) - 涼さん» 突然FINにしちゃったてゴメンなさい。NY編も書き始めました。お話はまだまだ続きます。今後もよろしくお願いします。 (2014年12月19日 17時) (レス) id: 044d85e8dd (このIDを非表示/違反報告)
- お疲れ様でした!突然Finだったので、ちょっとビックリしましたが、第1章が終わったという感じですか?NY編など、続編楽しみにしてます!また、隆二と癒されるラブラブなお話、お願いします! (2014年12月19日 16時) (レス) id: e56153c529 (このIDを非表示/違反報告)
sachi(プロフ) - 涼さん» とうとうですねー。ドキドキしながら書いてます。w 続きを更新頑張ります! (2014年12月16日 20時) (レス) id: 044d85e8dd (このIDを非表示/違反報告)
- きゃーヤバイー!とうとう結ばれましたね!思った以上に嬉しいです。なんかお互い照れてるところが可愛いですね。まだまだいっぱい、イチャイチャが見たいです! (2014年12月15日 22時) (レス) id: e56153c529 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sachilan | 作成日時:2014年12月7日 16時

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