アリガトウ… part2

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部屋に戻ってから ATSUSHIさんに電話をした



ATS「…もしもし、Aちゃん？」



A「すみません、電話出られなくて…」




ATS「いいよ。具合どお？ 二日酔い、大丈夫？」





A「はい。リハ終わる頃には回復してました。ご迷惑おかけしました。」





ATS「それは良かった。…迷惑なんて思ってないからね？むしろ、どんどん頼って欲しいんだけど…」



A「…ATSUSHIさん。あの……」

そう続けようとした時、




ATS「あのさ、レコーディング終わってCD出すまで、何も言わないで。
全部…全部 完成したら…あの時の返事、
聞かせて。
だから、それまで…考えて欲しいんだ…」



ATSUSHI side〜


そう言うのが、精一杯だった


とにかく今はまだ、少しでも傍に


少しでも一緒に居たい そう思っていた。


久しぶりに こんなにも



恋愛に振り回されている自分が


歯痒かった









〜

Aside〜

あたしは今、


ATSUSHIさんに何を言おうとしたんだろう


…….…



こんなあたしを必要としてくれる


ATSUSHIさんを


ATSUSHIさんの気持ちを



きちんと考えて、答えをだそう


そう思いながら、眠りについた。

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