PLANET …それぞれの時間…

#..... ページ18

..



A「哲也さんさぁ〜、なんで彼女いないのぉ？」





哲也「…なんでって… …つーか、酔っ払い。もうやめとけ、帰れなくなるぞ。」




A「…別にいいもん。哲也さんち 泊まるもん。」




どれくらい飲んだだろうか、
時間は さほど経っていないものの



すっかり酔いが回っているのが自分でも分かる。




哲也「…いいよ。俺が一生面倒みてやるよ。」笑





A「いま、一生って言ったぁ。そーゆうの、軽々しく口にしちゃいけないんだよ〜。」




哲也「ばーか。ほんっと、馬鹿だなお前は。」




わしゃわしゃと あたしのロングヘアを
向かいの席から 触って笑う。




A「ちょ、、やめてよ〜、ボサボサになっちゃう。」




哲也「もう なってるよ。」笑




…あーあ、酔っ払っても
やっぱり頭に浮かぶのはケイジくんで。



今ごろ、何してんだろ。
とか、誰かの隣りで … …とか


余計な事ばかり考える。





哲也「A……」




A「…ん〜？」



哲也「帰るぞ。」



そう言って あたしの荷物を持ち、
いつ呼んだのか、店の前に横付けされたタクシーに
乗せられて




着いた先は 哲也さんのマンション。…


…

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