Christmas ロマネスク

#9 テッチャン ページ9

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隆二以外の男の人と
肩を並べて歩くなんて、久しぶりで





『PLANET』以外で 哲也さんと一緒に居るのも
初めてで…なんだか変な気分だった。







A「…寒いね。…酔い、覚めそう。」



哲也「こんな暗い道、いつも1人で歩いてんの？」



A「うん…暗いけど、滅多に人に会わないよ？」



哲也「だから、危ないんじゃん！…Aさあ、
もうちょっと自覚してよ。イイ女なんだからさ、
俺 心配……」




眉間にシワを寄せて
そんな事を言う哲也さん、

女の子扱いしてくれてる…なんて思っていたら..




哲也「…まさか、女の子扱いしてくれてるなんて、思ってないよね？」





A「…あ。フフ…////」



哲也「もぉ…困った子だよ。….これからは俺に送らせて？」



A「…でも…」



哲也「俺の事、嫌いじゃないなら送らせて。」


どうして…そんな事言うかな。
哲也さんは、優しくて…暖かくて

そのくせ少し強引でストレート…


こういうタイプは、初めてかもしれない。


A「…哲也さん。」




哲也「その、哲也さん。てやめない？…なんか距離感じる。」




A「…哲也さんじゃなかったら、なんて呼ぶの？」笑



哲也「せめて、くん とか…哲也でいいんだけど。」



…なんだろう。この人、可愛い。




A「…テッチャン。」



哲也「…///え。」///



A「テッチャン！そうしよ。」笑



哲也「…////もお…俺ダメだわ。///A、大好き。」




…聞き逃せないフレーズを耳にした。




…

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