#43 ページ43
.
コンビニの外の灰皿にタバコをギュッと
押し付けると
隆二「ほら、貸しな。」
あたしの目の前に 手を出す隆二
その表情が いつになく真剣で…
素直に携帯を 差し出すしかない、、、
A「…まだ、仕事中かも。…」
そんな声も 知ってか知らずか
既に 携帯を耳に当てていて
隆二「…俺、隆二だけど。…話、あんだけど
今いい？」
.
話ながら あたしから離れていく隆二
.
.
しばらくすると 戻ってきて
隆二「はい、代われってさ。」
恐る恐る耳にあてると
臣「…なにやってんの？…」
はい、主語が無い…
A「…なにっ て……」
臣「隆二と 二人で何してんだよ、こんな時間に。…」
A「……もうすぐ家だよ。送って貰ってたの。」
臣「…答えに なってない。…ま、いーや、もうすぐ着くから。」
…え、着く？
電話を切ると、隆二は
「…焦ってたぜ臣。(笑) じゃ、俺は帰るから
ちゃんと話せよ〜。泣かされたら 電話しな。
スッ飛んで来るから。」
気がつけば、隆二はもう背中しか見えない。
満天の星空、
家の前で 再び空を見上げた。
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sachi★(プロフ) - 結依さん» ありがとうございます！！最後まで読んでいただき嬉しいです。次作も、頑張りますね。 (2016年6月23日 16時) (
レス) id: 18fb327130 (このIDを非表示/違反報告)
結依 - 完結おめでとうございます！このお話が大好きでいつも楽しく読んでました！次の作品も楽しみにしてますー！ (2016年6月23日 6時) (レス) id: fe34733efa (このIDを非表示/違反報告)
sachi★(プロフ) - pekoeさん» はい、もうこの２人は幸せ満載です。ありがとうございました。 (2016年6月22日 22時) (レス) id: 18fb327130 (このIDを非表示/違反報告)
sachi★(プロフ) - manaomiさん» 読み返すだなんて///ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2016年6月22日 22時) (レス) id: 18fb327130 (このIDを非表示/違反報告)
sachi★(プロフ) - けいちゃんさん» 楽しんでいただけて本当に嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。 (2016年6月22日 22時) (レス) id: 18fb327130 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sachilan
| 作成日時：2015年5月4日 7時
