アリガトウ…番外短編集★

#11 喧嘩 ページ11

Aside〜


寝室から出てこない隆二…




気分転換に コンビニ行こ。



コートを着て、ストールをぐるぐる巻きにして



すぐ近くのコンビニまで歩いた…




冬の夜空は 星が綺麗で


こんな都会でも キラキラ光る星達に


吸い込まれそうだった…





？「A…？」



呼ばれた…？


声のする方を見ると




A「…臣くん……健ちゃんも…？」





健「UFOでも見たんか？ww」




臣「…こんな時間に何やってんの？」




A「…………」




臣「…喧嘩？……隆二は？」



健「喧嘩したんか？！ めずらしいな。」





A「…ね、飲みに行こう！」




健「は？ 今さっきまで飲んでたし、帰るとこやわ。」





A「もう1回行こう！！ほら、奢るからさ。」





2人の顔を見たら、自然とそんな言葉が出てた




臣「…A 隆二んトコ、戻った方がいいんじゃねーの？ 飲みに行くのは全然いいけどさ、後がこえーわww」





A「…いいの。今は飲みたいの！2人の顔見たら飲みたくなったの！！」



2人の腕をつかんで 歩き出した



健「よっしゃ、分かった！ほな行くか。」



臣「……じゃあさ、電話だけしとくわ。
心配してるだろうから。」




A「…ヤダ。心配してたら あたしにかけてくるでしょ？ かかってこないんだから心配してないの！！」




そう言って、自分の携帯の電源を落とした。



健「ちょ…なにしてんねん！ww」



臣「…知らねーぞ。…アホ」




いいんだもん。


寝室に逃げたのは隆二だし…


話す気がないんでしょ…




A「さっ、飲むぞ！」




臣「俺…知らね…」



健「俺も〜…」

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