アリガトウ…番外短編集★

#14 喧嘩 ページ14

隆二side〜



合鍵でAの部屋に入る…


帰った形跡はなかった。



「…どこ 行ってんだよ……」



その時、オレの携帯が鳴った



臣……



隆二「…はい。」



臣「隆二？ A、居るから。」


は？…なに言ってんの臣…



隆二「居るって、、何処に？何してんの？」



臣「…寝ちゃったから、今からAのマンション連れてく。隆二 来れる？」



既にいるし…




隆二「…もう居るよ。 寝たって…だからなんで臣といんの？」



臣「さっきまで一緒に 飲んでた。詳しくは
後で話すよ。とりあえず行くわ！」





電話を切った

…臣んトコに行ったのか？


飲んでたって…どーゆー事？



なんだこのザワザワ感…


落ち着かない。




ピンポーン…



インターホン越しに臣は

「両手ふさがってるから開けて。」



開けると 臣の腕の中で眠るA…




隆二「…臣、悪りいな……」



臣「…ベッドどこ？」



臣はAを ベッドに寝かせた。



臣「ふー……。喧嘩したんだろ？」



ソファに座って聞いてきた



隆二「…ん。」



臣「健ちゃんと いつもの店で飲んだ帰り道にさ、Aが1人で居たの。…で、、飲み直し…すぐ電話出来なくてごめんな。」




偶然会ったのか…

本当に申し訳なさそうに謝る臣


隆二「ありがとな。後は大丈夫だから…」





臣「…Aは、隆二の事が本当に好きなんだよ。今回は泣かなかったんだろ？」




何で知ってんの？

A…何話したの。



臣「…Aな、隆二と別れても、隆二が
他の女と結婚しても…今市隆二をずっと見ていたいんだってさ。…すげーなお前。ww」





隆二「………別れねーし…」


…臣は 仲直りしろよ！と言って帰っていった




オレはAの眠る寝室に入った

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