振り出しに戻る ページ23
(sha)
シッマが意識を失ってから10分が経っただろうか。
俺は誰という問に答えた途端机に突っ伏した。
kn｢ん……んぁ………？｣
シッマが起きた。
俺はただ1つの希望をかけて声を掛けた。
sha｢おはよう。シッマ。元気か？｣
kn｢お前………あんな事しといてよぉ、喋りかけれんなぁ？｣
声は届かなかった。
kn｢もうお前とは関わらん。数少ない友人やと思っとったんやけどな。｣
kn｢どうせあれやろ。大先生も関わっとんのやろ。｣
やめろ。
kn｢どんだけ長く居ったって所詮他人。｣
止めてくれ。
kn｢そないにアイツが気になるやったらお前が面倒見ればええやん。｣
お願いやから。その先は言わんで。
kn｢あんなガキ。どーでもええわ。｣
kn｢なぁシャオロン!俺!娘!出来た!!｣
ずっとシッマが苦手だった。
推薦で高校に入った俺は、自分で言うのも何だが運動神経が良かった。
そのお陰で友達も沢山増えて、ものすごく心が満たされた。
そんな日常も転校生のシッマによってぶち壊された。
頭脳明晰、運動神経抜群。
オマケに、アメリカとのハーフで金髪、蒼眼と来た。
俺の周りの友達は皆シッマに行った。
憎んだ。心の底から嫉妬した。
みんな口々に言うんだ。
"コネシマの方が良くね？" って。
腹が立って仕方がなかった俺はシッマに勝負をしかけた。
運動に関する勝負。
結果から言うと負けた。
クソダサいな俺とか思いながらこれから1人での学校生活を覚悟していた時だった。
kn｢お前めっちゃオモロイな！お前みたいな奴初めてや！！どや！！！友達になってみぃひんか？！｣
(頭おかしい奴やなって思ったわ。)
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しゃののん(プロフ) - 汝さん» コメントありがとうございます。お家の方は大丈夫でしょうか？水没していないといいんですが…(？)作品を読んで頂きありがとうございました。 (8月23日 23時) (
レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - とっても好きです,,,,思わず目から滝が,,,,,。 (8月23日 20時) (レス) id: fe2c1e07b2 (このIDを非表示/違反報告)
しゃののん(プロフ) - ミミックさん» コメントありがとうございます。枕は今すぐ乾かしてくださいね？！作品を読んで頂きありがとうございました！ (8月21日 14時) (レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 枕水没しました これからもずっと応援してます 頑張ってください (8月21日 14時) (レス) @page40 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃののん(プロフ) - さかなねこさん» コメントありがとうございます。作品を読んで頂きありがとうございました。応援ありがとうございます！ (8月18日 22時) (レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃののん | 作成日時：2023年3月3日 21時
