闇に救済を ページ17
(ut)
ut「おっ邪魔しまーす……」
玄関の扉をそっーと開ける。
相変わらずでかい玄関だ。流石金持ちはちゃうな。
玄関の廊下をまっすぐ行った先、リビングへと繋がる扉を開けた。
ut「……お」
『……？？だ、だれ……？』
ソファの端に1人体育座りをしながらちょこんと座っているAちゃんが居た。
前あった時より随分とげっそりしており、何だか顔色も良くない気がする。
ut「久しぶり。Aちゃん。鬱だよー。覚えとるかな？」
『……あ、うっちゃんか』
んふふ、うっちゃんなんて久しぶりに聞いたわ。
Aちゃんは俺の事をよく《うっちゃん》と呼ぶ。
どうやら鬱戸から来ているらしい。
可愛ええ〜
『な、なにしにきたん？』
ut「ん？ああ、Aちゃんのご飯作ろ思て。」
『なんで？ぱぱがこんびにでかってきたから、って』
ut「……電子レンジの使い方知っとる？」
『……？しらへん』
……おう？シッマ？？？
何しとんねん？？お？？？今すぐにでも苗字碧坂にすんぞゴラ。
ut「体に悪いからだーめ。うっちゃんに任せとき。」
『で、でもぱぱが……』
ut「はーい、Aちゃんはお席着きましょねー。」
『むぅ……』
手馴れた手つきで食材を出し、手際良く切っていく。
いやぁ、女にモテるためにやってた事が今ここで活躍するとは！！
『な、なぁわたしも、てつだいたい……！』
ut「……！！うん、ええよ！やろか。」
(そう言って人参を洗っていたAちゃんの目はキラキラと輝いていた。)
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しゃののん(プロフ) - 汝さん» コメントありがとうございます。お家の方は大丈夫でしょうか？水没していないといいんですが…(？)作品を読んで頂きありがとうございました。 (8月23日 23時) (
レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - とっても好きです,,,,思わず目から滝が,,,,,。 (8月23日 20時) (レス) id: fe2c1e07b2 (このIDを非表示/違反報告)
しゃののん(プロフ) - ミミックさん» コメントありがとうございます。枕は今すぐ乾かしてくださいね？！作品を読んで頂きありがとうございました！ (8月21日 14時) (レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 枕水没しました これからもずっと応援してます 頑張ってください (8月21日 14時) (レス) @page40 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃののん(プロフ) - さかなねこさん» コメントありがとうございます。作品を読んで頂きありがとうございました。応援ありがとうございます！ (8月18日 22時) (レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃののん | 作成日時：2023年3月3日 21時
