沈む、沈む ページ12
無機質な音がそこら中に響く
時には電話のなる音もする。
そう、ここは俺の働く会社。
久しぶりに来たのだ。
あいつが亡くなってか1回も来てへんかったからな。
かなり休んでいたので仕事が溜まっている分憂鬱だが、
もうAを気にする事は無いという、
監獄から解き放たれた様な清々しい気分もあった。
今はお昼時。
そろそろ俺も休憩するか……
そう思い財布片手に会社の外へ出る。
勿論、残っている人にはちゃんと声を掛けておいた。
Aの分の昼は家にある。
コンビニの弁当を置いておいた。
電子レンジの使い方が分かるのかは知らないが、まぁ知ったこっちゃない。
「ん？……え？！シッマやん！！」
kn「あん？何やねん……って」
kn「大先生やん。」
ut「へー！！会社復帰したんや！はよ言えや！」
此奴は大先生こと
高校からの同級生で隣の部署で働いている。
ut「……あーその、聞にくいねんけど、Aちゃんは？」
ut「大丈夫なん……？」
kn「知らん。大丈夫やろ。」
ut「いやいやいや、あかんやろ？！え、昼は？どうするん？」
kn「コンビニ。」
ut「尚更あかんやろ？？！！」
何を心配しとるんや、此奴？？
ほっとけばええのに。
ut「おま、お前……分かったわ。そこまで言うなら夜も大丈夫やんな？」
kn「夜？飯置いてへんけどまぁ買えば大丈夫ちゃう？」
ut「……よし、飲み行くぞ。話聞くわ。」
(何やねんこいつ。意味分からんわぁ。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃののん(プロフ) - 汝さん» コメントありがとうございます。お家の方は大丈夫でしょうか？水没していないといいんですが…(？)作品を読んで頂きありがとうございました。 (8月23日 23時) (
レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - とっても好きです,,,,思わず目から滝が,,,,,。 (8月23日 20時) (レス) id: fe2c1e07b2 (このIDを非表示/違反報告)
しゃののん(プロフ) - ミミックさん» コメントありがとうございます。枕は今すぐ乾かしてくださいね？！作品を読んで頂きありがとうございました！ (8月21日 14時) (レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 枕水没しました これからもずっと応援してます 頑張ってください (8月21日 14時) (レス) @page40 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃののん(プロフ) - さかなねこさん» コメントありがとうございます。作品を読んで頂きありがとうございました。応援ありがとうございます！ (8月18日 22時) (レス) id: 418121ddbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃののん | 作成日時：2023年3月3日 21時
