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サービスタイム ページ24

オレは新開からのメッセージを開いた。

『靖友、Aと会えたか??寿一には5時半集合って伝えてあるから、オレと寿一はその時間に一緒に行くな。1時間Aと楽しめよ!!』

ハァ!?
そして最後に『アシストのアシストだ』と書いてあった。
あいつのバキュンポーズが目に浮かぶ。

「うまいこと言ったつもりかァ!?」

オレがスマホに向かってそう言うと、横にいたAチャンがなになに??とオレのスマホを覗き込もうとしてオレはさっさとそれをしまう。
Aチャンに不思議そうな顔をされた。

「隼人くんなんて??」

「あー…なんか遅れるってヨ」

「どうする??ここで待ってる??」

「…着くの1時間後だっつってんぞ」

「ええ!?」

Aチャンは遅いよ、もーと頬を膨らませていた。

「出店で時間潰すかァ」

新開に言われたからではないが、1時間もこんなところで棒立ちなのはゴメンだ。

「うん、そうしよ」

Aチャンは嬉しそうにはしゃいでいて、今にも駆け出しそうだった。

「転ぶんじゃねーぞ。それとォ、オレから離れんなよ。またナンパにあわれっと面倒だからァ」

オレの話を聞いているのかいないのか、Aチャンはオレの少し前を歩き出した。

「靖友くんはなんか食べたい物とかある??」

「あ??じゃァ唐揚げ」

少し先にからあげと書いてある屋台を見つけてそう言った。

「…この前もそうだけど、唐揚げ好きなの??」

「うめェだろ」

唐揚げの屋台でそれを買って、口に頬張る。

「どう??美味しい??」

「あーまァ。おめーのモンほどじゃねぇけどな」

「……え??」

…何言っちゃってんのォ!?オレェェェ!?

「ありがとう。また食べる機会あったら作るね」

「おー、頼むわァ」

Aチャンはりんご飴を買っていた。
福チャンも好きそうだなァとか考えてみる。

「2人が来るまでにお腹いっぱいになっちゃうかもね」

なんてAチャンがりんご飴をかじりながら振り向いて笑う。
あー、カワイイねェ。
オレに向けられる笑顔に素直な感情が湧いた。
やっぱスキ、なのかもしんねェ。

遅すぎる自覚→←別の姿



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設定タグ:弱虫ペダル , 荒北靖友 , 洋南大学   
作品ジャンル:恋愛
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桜音姫(プロフ) - 完結になってますけど、BADENDってことですか? (2018年9月14日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
poipoiaya(プロフ) - ひかるさん» いつも読んでいただきありがとうございます!!今回も楽しめるように精一杯頑張ります(^-^)よければ最後までよろしくお願いします!! (2017年11月22日 17時) (レス) id: 48d81e0108 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - こんばんは^^更新お疲れ様です^^今回も楽しく読まさせて頂いています♪今後の展開楽しみです^^無理せずに更新頑張って下さい♪ (2017年11月22日 0時) (レス) id: 3d465a31eb (このIDを非表示/違反報告)
poipoiaya(プロフ) - わかばさん» コメントありがとうございます!!拙い文章を読んで頂いて嬉しいです!!励みになります♪これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします(^O^) (2017年11月4日 14時) (レス) id: 48d81e0108 (このIDを非表示/違反報告)
わかば(プロフ) - 2話しか読んでませんがとてもドキドキしました。今後の更新楽しみにしております! (2017年11月3日 22時) (レス) id: e0dcf6ed7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唖耶 | 作成日時:2017年11月3日 19時

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