【WT】白尾6人組としないと出られない部屋

押し倒さないと出られない部屋 (青色) ページ9

目が覚めたら何度目かもわからない白い天井
ここまでくると最早誰がいるのか楽しみなまである



kn「おっはよー」



『はいはいおはよー』



kn「反応薄くない？せっかくまた来れたんだからさ」



前回手つないだねそんなこともあったねー。忘れたいンゴ



kn「今回の命令は何だろうね？」



すでに紙を見つけたようで中を見ようとしている



「押し倒さないと出られない部屋」



『...やだ』



kn「そんなこと言わないでさ、しよ？」



時すでに遅く、きんときはもう私の肩に手をかけていた
制止の声も届かず重心と共に体が後ろへと傾いていく


『覚悟決めてからがよかったんだけど』



きんときを振りほどこうとするが、乗っかられているし手首も掴まれている
さらに相手は男性だ。力で勝てるわけがない



kn「ねぇこれさ、ちょっとやらしくない？」



『はあ！？急に何言って...』



妖艶に微笑んで首筋を指でなぞってくる。そんなつもりはなかったのに
抑えたいのに、体が反応してしまう



『やっ...、やめて』



kn「やだ、やめたくない。今は...」



耳元に顔を近づけられて視界がきんときでいっぱいになる
五感すべての感覚がきんときしか感じていない



kn「俺のことだけ感じて？」





どれくらいの時間が経ったのか分からないまま、私ときんときは部屋を出た



ふと鏡を見ると、首筋から鎖骨まで紅い花が咲いていた...





＿＿＿＿＿


ちょっとちゃんと書いたような気がする

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←一緒にお風呂入らないと出られない部屋(赤色)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す