妖怪達のシェアハウス<我々だ> (ページ16)

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A視点

『しんぺい神、結界はどうや？』
しん「あと、2､3分かな」
『ロボロは？』
ロボロ「今神社にひとらんとショッピ君、トントン向かわせてる」
『グル氏、召集できた？』
グル「バッチリだゾ」
『くられ先生は？』
くられ「今量産どんどんしてるよ～」
鬱「僕は？」
『うっつんはくられ先生の手伝い』
鬱「え？」
『エミさん、泥固めて足止めして』
エミ「了解です」

『絶対に、あいつらみたいにさせん』

～～～

あんたどうしたんや？

お兄さん誰？

俺か、俺はな、トントンって言うんや

トントン？

そうや、何であんた泣いてるんや？

里にかえっても、子供達がいなくて
大人が倒れてるの

まさか

何？

一部の悪い人間かも知れん

にんげん？

ああ、いい人間もおるけど、悪い奴もおんねん

そ、っか

良かったらこっちくるか？

え、いいの？

シェアハウスしてるんや人はいっぱいおった方が楽しいやん

そうだね

くる？

うん！

じゃあ行くぞ！

イェーイ！

～～～

トン氏がいなかったら

今頃こんな所にいないな

そのためにも

皆の幸せを壊されないためにも

戦わなければ

皆の笑顔を作って

これから楽しい暮らしを作らないと

なら、

早く終わらせる事が一番だ