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回想〜センラside〜 ページ8

〜センラside〜

小さい頃からずっと遊んでたA。


Aは毎回遊びに来る日は、可愛いプレゼントをくれた。

ある日は花、ある日は俺を描いてくれた絵。

どれも大切に保管した。


花は押し花にして飾ったり、

絵は額縁に入れて壁に飾った。



小6の時、幼馴染のうらさん、さかたん、まーしぃに

Aの事、好きなの?

って聞かされて気づいた。


Aが好きだって事。

最初は、小6が小3に恋なんて。

とか思ってたけど。


好きなものは好きだった。



その気持ちに気付いてから始めてAが遊びに来た。

どう接すればいいかわからなくてなった。

普通に喋ればいいだけなのに。

冷たくあしらってしまい、しまいには



せ「……っ。近寄んなやっ!」

Aを突き飛ばして、言ってしまった。

やってしまった。

Aは尻餅をついたまま泣きそうな顔になってしまっていて、


せ「……ぁ。………。」

謝ることも出来ず。

Aは結奈おばさん(Aの母)の元へ逃げていった。


周りにいた3人は呆れ顔。

う「……おい。あれはねーだろ。」

さ「…流石に可哀想やわ……。」

し「……謝りよ?」


なんだかムキになってその言葉も無視してしまった思春期の俺。

今思い返せば恥ずかしくてたまらない。



またAが来た時、

いつもは一目散に俺の所へ来て、プレゼントやらなんやらくれたのに

その日は俺のもとには来なかった。


母さんの所へ行ってみるとその近くで一人で遊んでいた。

勇気を振り絞って

せ「……あー。一緒に遊ぶ…?」

俺を見た瞬間、恐ろしいものを見るような目で

「っ!…ぁ。…い、いいっ。」

Aは俺から逃げていった。



ショックだった。

でもそうしたのは俺の言動のせいで。


それからはずっとどちらかの家に行っても、

目を合わせることも一切無し。



高校生にもなるとお互い忙しくなり一切会わなくなった。


俺は後悔の想いが降り積もるばかりだった。

再開〜センラside〜→←ーーーーーーー



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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2020年1月21日 7時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる餅(プロフ) - とてもとてもとても面白いです!もう面白すぎて夜しか眠れないです!これからも頑張ってください! (2019年7月29日 21時) (レス) id: 334341645a (このIDを非表示/違反報告)
やぎ - しりとりをしている中すみません!この小説面白かったです!他のメンバーのもみてみたいn(殴)これからも頑張ってください! (2019年7月25日 18時) (レス) id: d7383c39b5 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - みかづきさん» 私はK Y Kのとんかつですかねっ! (2019年7月22日 20時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - この作品好きです!とにかく好きです!好きすぎてメンチカツになりそうです!(?)…コロッケ食べたい。 (2019年7月22日 11時) (レス) id: 86a473045c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華恋 | 作成日時:2019年7月16日 8時

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