怖い人。【センラ】

君を守る為 ページ18

〜センラside〜


Aが川口さんと付き合いだした。

なぜ？

…といったら失礼かもしれんけど。



川口さんとAが特別親しげにしてる様子を見てなかった。


正弘「A。この後デートでも行こっか。」

『………嫌……』

正弘「ん？なんて？」

『…………行きます。』



……いや、この様子……やっぱおかしい。

…………。








.








せ「……A……？」

『っ。……せ、センラ君。』


あれから話していなかった。

愛しいAの声。



せ「…………なんか……隠してない？」

『…………い、いえ。』


やっぱそうなるよな。


せ「……そ、そか。ならええんよ。

川口とお幸せに。」


『……ありがとう。』

しばらくの沈黙。



『…………あ、あのっ「A〜。」…っ！』

正弘「A。ほら、帰ろ？」

『…………』

正弘「…じゃーね。折原クン？」




せ「……どーも。」

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