私離れして下さい。 ページ36
96「……うぅ〜///」
天「……あったかい…。くろちゃん好きぃ〜。」
96「うぐぅ……。」
今、布団の中でつっきーに抱きしめられとる。
96「……つっきぃ。わしの事、いつから？」
天「えへへ〜。一目惚れ〜。」
96「ぬぇ！わ、わしに！？」
天「うん〜。最初なんだか小さくて可愛いなぁって思って。
……スッ…て、好きだなぁって思った。」
96「……一目惚れとか、あるんやぁ。」
天「くろちゃんとね。今こうやって出来るの嬉しいよ。……ほら。」
つっきーは私の耳元をつっきーの胸元へと近づけさせた。
96「…心臓の音。」
心臓の音……早い。
天「……そう。ドクドクって。早いでしょ？
くろちゃんといると心臓の音、凄くうるさいの。
心臓がきゅってしてもどかしくて。
でも……この感覚が好き。」
頬同士をすりすりさせて、んふふ。と嬉しそうな声を出す。
天「……くろちゃん。」
96「…？なんや？」
天「……僕と、
付き合ってくれますか？」
96「っ！……うぇっ……ひぅ……」
涙が溢れる。
布団に濡れたシミが広がる。
96「……もちろんっ！つっきー！わしも……
わしも好きぃ…！」
いつのまにかつっきーも泣いていて、
優しくキスをした後、いつのまにか私達は泣き疲れて寝ていた。
心地よい、腕の中で。
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NA1067 - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2020年7月11日 23時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - 初コメ失礼します!!私離れしないでくださいになってるとこに感動しました!!すごいすごかったです!!（語彙力）完結おめでとうございました!!（？） (2019年8月14日 19時) (レス) id: 177e9f3941 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - さしゃさん» なるほど…前向きに検討します！今もう一つの作品を簡潔にさせたら……！ (2019年8月5日 23時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 蒼生さん» 96猫さんの天月さんへのデレがもう尊すぎて……() (2019年8月5日 23時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
さしゃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！孤児院の小説ってどんなの？と思って読んでみたらとても面白くて読みいってしまいました！！続編の予定はありますか？特に大好きな作品なので良ければこご検討ください！ (2019年8月5日 22時) (レス) id: bbde3145a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華恋
| 作成日時：2019年7月25日 7時
