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〜あなたside〜
閑「ただいま〜〜！！」
『ただいま、です！』
如「おかえり〜！閑也どうだった？
……いっぱい買ってる！
今日の夜ご飯はもう決めたの？」
『決めました！
なんだと思いますか…？』
如「はい！分かる！
絶対ハンバーグ！閑也が頼んでそう！」
『わ、凄い……。』
閑「いやー、如恵留はさすがだなぁ」
『ですね……！』
閑也さんとも話せるようになった。
まだ川島さんよりも固いけど、
全然マシ。
もしかして私って話す事自体は出来るのかな……？
一言、勇気を出してしまえば、
大丈夫なのかも。
如「よし！じゃあハンバーグ作ろっか！」
『は、はいっ！えっと川島さんは…』
如「ねぇ！せっかくだし、俺達、
敬語なしにしない？名前も！」
そういえば、私、敬語だったな……。
『そうでしたね……えっと、じゃあ……
わ、分かった。……
…………如恵留くん。
……それと、閑也くん！』
如「はい！なぁに？Aちゃん！」
閑「うわぁー！俺もAちゃんって呼ぼ！」
嬉しそうにする2人に私も嬉しくなって
笑顔になった。
『2人とも、今日はありがとう…！
私、明日にでもみんなに話しかけて見るね！
きっと私が少しだけ勇気出せば
話せるようになると思うの。』
如「うん！でもゆっくりでいいからね。
張り切りすぎないで。」
閑「頑張れ！…そういえばAちゃんって、
今日どこで寝るの？」
『え？…………あ。そういえば。』
私の部屋は今、ダンボールだけの
倉庫状態。
寝るなんて到底無理だ。
如「あ、そうだよ。
社長が家具はAちゃんが選んでって
言ってたんだっけ……。
とりあえず今日は客間の布団かな……？」
『あ、そんなのがあるんだね！
じゃあしばらくそこ使わせて貰おうかな。』
閑「せっかくだし、
明日、他の誰かと買い物しに行ったら？
センスあるのは……、松松とか？？」
『松、松……？』
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作者名：華恋
| 作成日時：2021年4月15日 22時
