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〜如恵留side〜


あの後、七瀬さんは部屋に引き篭もってしまった


元「おい海人何してんだよ…。

お前が勝手に承諾したくせに。」


如「七瀬さん好きだったのは分かるよ?

けどあれは……」


あの時、七瀬さんは本当に怯えてた。

……昔、何があったんだろう。


七瀬さんは突然、アイドルをやめた。

ソロアイドル自体珍しく、

人気の出にくい所なのに、

知らない人は居ないほどのレジェンドだった。



1年半前に、突然事務所脱退して、

その後は完全に姿を消した。





海人の気持ちも分かる。

ましてや、海人は七瀬さんのファンだった。


海「……。」

海人はソファで体育座りをして落ち込んでる。



如「まぁ、さ!

まだ七瀬さん来て初日でしょ??

きっと大丈夫だよ!

ほら!証拠に俺とは喋れるようになったし!」



閑「それまた海人拗ねるって」


海「…………いいよ。別に、

…でも俺、Aちゃんに何があったか知りたい」


宮「俺もそれは知りたい。

あんなになるって……まぁ、よっぽどでしょ。」


アイドルをやめた後に、

男性恐怖症になってるってことは原因は……






松「よっぽど?」

七「よっぽどは相当って意味だよ。」

松「知ってるよ!」

如「お、2人とも偉いね!」

七・松「「バカにしないで!」」



少し暗かった雰囲気がいつも通りに戻ってきたところで


如「…ま!とりあえず、俺が行ってくるよ。

皆は部屋に戻ってて!海人も。

閑也はなんか温かい飲み物……」


海「……ココア。Aちゃんはココア好き。」


何がいいかなってちょっと考えてると海人が教えてくれた。

さすが七瀬さんのファンだね。



如「ココア?分かった。

教えてくれてありがとう。

閑也、じゃあココア作ってくれる?」


閑「分かった!」


みんなが部屋に向かっているのを横目に、俺は七瀬さんの部屋へと向かった。

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作者名:華恋 | 作成日時:2021年4月15日 22時

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