検索窓
今日:3 hit、昨日:16 hit、合計:57,672 hit

ページ39

「っぐ、!」



いきなり二人組の内の一人の男が潰されたような声を出す。


それと同時に私の腕を掴んでいた男の手が離れた。



「君、私の妻に何してるのかな?」



そこには先程まで中也と言い合いをしていた治が男の腕を曲げてはいけない方向に曲げていた。



……うん、笑顔が怖い。



「手前!何しやがる!!」



二人組のもう一人の男が仲間をやられた事に逆上し、治に殴りかかるが、



「っな…!」



男の体はすぐに地面に倒れた。



「ったく。手前ら手ぇ出す相手が悪かったな。」



そこには倒れた男を踏みつけている中也。
……悪人面。


「……おい、A。今失礼な事考えなかったか?」


「気の所為だよ。」



はぁ、と溜息を吐く中也だが、“手前、容姿がいいんだから気を付けろ。”と頭を撫でてくれた。



「で、太宰。こいつらどうすんだ?」



「……そうだねぇ。一般人だからこのまま注意だけして帰してもいいが、」



そこで言葉を区切ると治は底の見えない真っ暗な目で男を見る。


それは中也も同じことて、治を呆れたように見るも、何か許せないものがあるのか冷めた目で男達を見る。



「……ここは穏便に、トラウマを少し植え付けるくらいにしよう。」




━━━━━━━━━━━━━━━


……事件終結。
治のえぐい鬼のような拷 問も終わり、すっかりトラウマを植え付けられた男達。


え?何されたかって?
……私の口からはとてもじゃないけど言えないかな。





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
愛菜様リクエスト

「夢主がナンパにあったら。」


リクエストありがとうございます!
こんな感じでよろしかったでしょうか?


黒の時代と探偵社時代、どちらの太宰さんにしようか悩みましたが、探偵社時代にさせていただきました。

優しくて暖かくて残酷な嘘の世界→←トラウマ植え付けられた。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

山猫(プロフ) - 夕霧さん» リクエストありがとうございます!リクエストは話の枠が足りないので続編にて作らせていただきます。 (2019年3月3日 20時) (レス) id: 78ed981431 (このIDを非表示/違反報告)
夕霧 - 探偵社で殺気全開の太宰さんが見たいです。 (2019年3月3日 20時) (レス) id: 6f35473dc5 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - リクエストで夢主がナンパされたらというのをやって欲しいです! (2019年2月28日 22時) (レス) id: f1715ab2ed (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - 夕霧さん» ありがとうございます!できる限り頑張って見ます! (2019年2月15日 23時) (レス) id: f0811da8b0 (このIDを非表示/違反報告)
夕霧 - この作品大好きです!続きお願いします! (2019年2月14日 22時) (レス) id: 6f35473dc5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:山猫 | 作成日時:2019年1月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。