4話 ページ6
「そもそもA、なんでいるの!?君、仕事の都合で普段は滅多に部屋から出ないくせに!」
「兄さんが財布忘れてったから届けに来たんだよ。」
「ありがとう!でもどうせ川に流すから次からはいいや!」
まず川に流すのをやめて欲しい、という前に白髪で前髪が斜めな男の子に“仕事…?”と聞かれる。
「これでも一応、小説家なんだ。」
「へぇ、凄いですね!あ、僕中島敦って言います!」
「よろしくね、敦君。」
なんて自己紹介はするものの、乱歩さんの視線が気になる。
めちゃくちゃ見てる。
「でも、小説なんて凄いですわ!どんなものをお書きになって?」
黒髪ロングの綺麗な女の子に聞かれる。
「えっとですね、」
「ふふふふふ、驚きたまえ。Aはなんと、あの『人間失格』や『斜陽』、『パンドラの匠』を書いた、あの津島修治先生なのだよ!」
私が答える前に何故か自信気に答えた兄さん。
「え、あの有名な津島修治先生ですか!?」
周りがざわざわと犇めき出す。
「え、はい。有名かどうかは知りませんが津島修治です。」
再び辺りが驚きで包まれた。
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山猫(プロフ) - 月さん» ありがとうございます。更新が凄く遅いですがこれからもよろしくお願いします! (2019年4月7日 16時) (レス) id: 83a8e3ed22 (このIDを非表示/違反報告)
月煇(プロフ) - おもしろいです!すごく続きが気になります。あとイメ画可愛いですね! (2019年4月7日 11時) (レス) id: 5c7616bba1 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - 那星月佳さん» ありがとうございます!そう言って貰えるとどちらも作りがいがあって嬉しいです! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 78ed981431 (このIDを非表示/違反報告)
那星月佳(プロフ) - イメ画とっても可愛いです!作品の内容も面白くて好きです! (2019年3月10日 22時) (レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - らくろさん» ありがとうございます! (2019年3月10日 12時) (レス) id: 78ed981431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山猫 | 作成日時:2019年3月5日 20時