2話 ページ4
メガネの人の驚きようを見ると兄さんはニヤリと悪い笑みを浮かべる。
「そう、私の妹の」
「太宰Aです。」
「とっても可愛いだろう!惚れちゃダメだよ。」
兄さんは私の髪をサラリと流し、口付ける。
ほんと、こうして見るとかっこいいなぁなんて思うのも束の間。
「っぶふっ?!」
兄さんの顔にラムネの瓶がヒットした。
……というかなんであんの?ラムネの瓶。
そんなどうでもいいことを考えつつ、瓶が飛んできた方向を見ると、
「Aは僕の!」
えっと、江戸川さん?が頬を膨らませ、糸目からは分からないが恐らく兄さんを睨み付けていた。
「いたたたた、乱歩さん何を……というかAは僕のとは……?」
兄さんは疑問そうにこちらを見るが、残念。私も状況が分からない。
「アンタの妹が乱歩さんにプロポーズされたんだよ。」
どうしよう、と悩んでいると蝶の髪飾りを着けた綺麗なお姉さんが説明してくれた。
しかし、
「……は?」
兄さんも私と同じく状況が飲み込めないようで、
「プロポーズ、プロポーズ、結婚、けっこん、ケッコン、……あぁ決闘か、」
同じボケをしていた。
……うん、兄妹だね。
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山猫(プロフ) - 月さん» ありがとうございます。更新が凄く遅いですがこれからもよろしくお願いします! (2019年4月7日 16時) (レス) id: 83a8e3ed22 (このIDを非表示/違反報告)
月煇(プロフ) - おもしろいです!すごく続きが気になります。あとイメ画可愛いですね! (2019年4月7日 11時) (レス) id: 5c7616bba1 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - 那星月佳さん» ありがとうございます!そう言って貰えるとどちらも作りがいがあって嬉しいです! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 78ed981431 (このIDを非表示/違反報告)
那星月佳(プロフ) - イメ画とっても可愛いです!作品の内容も面白くて好きです! (2019年3月10日 22時) (レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - らくろさん» ありがとうございます! (2019年3月10日 12時) (レス) id: 78ed981431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山猫 | 作成日時:2019年3月5日 20時