69だよ ページ29
Aと稲森が甲板から中へ戻るのをAの兄、不動は見ていた。先ほどの二人のやり取りを見て、不動は安心していた。
不「…あんなんじゃあ、俺の入る隙間ねーじゃねーか。」
鬼「不動、どうした？」
不「鬼道クンじゃん。いやぁ、Aとその恋人見てただけだけどぉ？」
すると鬼道は驚く。
鬼「そうか。…誰にしても、色んな奴が悲しむだろうな。」
不「だよな。Aが気づいてないだけで、結構目ェつけられてたからな。」
二人して妹をもつ立場だからか、不動と鬼道はしばらく談笑していた。
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Aと稲森はみんなに恋人とまだバレたくなかったため、仕方なく別行動をした。Aは時夜の仕事を手伝うために、時夜の秘書の元へも向かった。
？「あ、A君。」
『水無月さん。元気そうで良かった。』
秘書の名前は水無月 海(みなづきかい)
。男性で、時夜とは同級生。仲の良い親友として、一緒に夢を叶えるために秘書の道に進んだという。
海「A君、どうしたの？」
『何かすることある？』
海「…今は無いかなぁ。A君は選手の皆と楽しんだらどう？」
『…分かった！ありがとう、水無月さん。』
水無月とAはニコリと笑って、ハイタッチをした。水無月とAの仲は、時夜が嫉妬するほど抜群に良い。なので、先ほどのハイタッチは日常茶飯事と言っても過言ではない。
『じゃあ何か合ったら呼んでねー。』
海「分かったよ〜。」
Aが行った後、丁度時夜が戻ってきた。水無月は時夜に言葉をこぼした。
海「A君。やっぱり大人になったね。恋人が出来たからかな？」
時「僕的には微妙なところだけどね。でも…。」
二人は、つくしたち女子たちと楽しそうに話すAを見る。
時「Aが幸せなら、僕はそれで良いかな？」
と、フワリと笑った。
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水無月 歌乃(プロフ) - 月下院紫月のサブ垢です。長らく更新できずに申し訳ありませんでした。何かログイン出来なくなってしまったので、これからはこっちのアカウントで作品を作っていきたいと思います。ほんとにすいませんでした。 (2019年7月31日 15時) (
レス) id: f000c9d3a6 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣蘭(プロフ) - 月下院 紫月さん» 読んじゃいました！本当に読みやすかったですよ！主人公ちゃん可愛い過ぎます！ (2019年6月25日 18時) (レス) id: 59f2026080 (このIDを非表示/違反報告)
月下院 紫月(プロフ) - 麻衣蘭さん» ひゃあ！？びっくり！…ヨマレテシマッタ…。褒めてくれてありがとうございます！頑張ります！ (2019年6月25日 18時) (レス) id: 556e885214 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣蘭(プロフ) - 遊びに来ちゃいました！構成などがしっかりしていて読みやすかったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年6月25日 17時) (レス) id: 59f2026080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下院 紫月 | 作成日時：2019年6月23日 18時
