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炎の海 ページ4

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ズズズズズズ…

「紅ちゃんあっちにも"焔ビト"だ!」

「わかった!
お嬢…Aお嬢は危ねェから下がってろ。」

紅丸が後ろへワシを隠す。
そして、
"焔ビト"に接近した。

「名前もわからねェが
せめてひと思いに…すまねェ。」

『紅丸…。』

「若……!!
向こうの"焔ビト"は弔ったけど…
俺らじゃもうこれ以上とめられねェ!」

「"焔ビト"は俺が面倒見てやる。
なんとか住民を誘導できねェか?」

『案ずるな、ワシも居るでの。』

「お嬢は危ねェ!!
俺に守られてりゃいいんだ!」

『そうはいかぬ、ワシの大事な町じゃ。
して…どんな状況なんじゃ?』

「どうも町中に和を乱す奴がいるようで…
こうなっちまったら止まりゃしねェ。」

『なるほどの。』

「………。」

紺炉…
お前ならどうする…

ズズズズズズ…

『"焔ビト"じゃの。
こちらは任せろ、紅丸や。
この細雪で鎮魂してやるでの。
紺炉と合流せい。』

「…Aお嬢、
お願いだから生きて帰れよ。」

『ふむ、当たり前じゃ!』

バッ

"焔ビト"たちの中へ高く飛び上がる。

『白く無に帰るがよい。
お導きあれ、細雪!!』

細かな雪をふっと降らせて
身動きを封じる、
そしてコアを貫いた…。

暫くすると
地鳴りのような音が聞こえてきた。
なんとな…中央に紅丸がおる?


ゴゴゴ…


【聞こえるか浅草アア!!】

「「「うおおおおおお!!!」」」

【今この町は
外の奴らから攻撃を受けている!!
浅草の人間そっくりに変装して
俺たちを騙してやがるんだ!!】

「え…?」

「変装だって…!?」

【そいつらを見分ける方法はねェ!!
このままじゃにっちもさっちもいかねェ!!
だがそんなこと知ったこっちゃねェ!!】

「おお!紅!!
そうだ!!そうだ!!」

「そんなこと言って
なんか考えがあんのかよォ!!」

「一気に空気を変えてしまったよ…」

「鶴の一声とはこのことですね。」

「わkー…「新門大隊長ご命令を!!」

ザザッ

【お前ら全員殴り合え!!
本物も偽物も関係ねェ!!
浅草の人間は偽物なぞに負けやしない!
安心しろ、
火事と"焔ビト"は第7が面倒を見る。
思う存分殴り合え!!】

ぴゅぅぅうう

パン! パン!

「祭りだ!!祭り!!」

「喧嘩祭りだ!!」

『たまやーかぎやーとな、ん?』

鬼の"焔ビト"ではないのか?

『お主ら何をしておる!』

「お嬢さん!!」「姫君!!」

『細雪!!』

何!?
固まらないだと!?

『効かぬか!雪崩!!』

ぐはぁ!?





.

助っ人登場!→←混乱する浅草



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設定タグ:炎炎ノ消防隊 , 新門紅丸 , 相模屋紺炉   
作品ジャンル:アニメ
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もち子(プロフ) - 律さん» なんと!!初コメしてくださり、ありがとうございます!頑張る源になりますっ!!律様に感謝です! (2019年11月10日 9時) (レス) id: a18795b6c4 (このIDを非表示/違反報告)
- 初コメ失礼します。とても面白いです!! (2019年11月10日 3時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち子 | 作成日時:2019年11月9日 23時

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