年の差恋愛③🖤 (ページ24)

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そうっと起こさないように

慎重に上着を脱がしていく。

いつ目が覚めるかわからない状況に

ドキドキしながら手が若干震えていた。

「大丈夫、ガッツリ寝てるし」

そう呟きながら時間を掛けて

なんとか上着を脱がせる事に成功した。

ホッした私はそっとリビングの方へ戻ろうとした。

その時だったーー。

「なあ〜に、このまま放置してんの〜？ちょっと」

振り返ったら蓮がこっちを見てた。

「え？蓮、なんで？寝てたんじゃ…？」

「悪い…上着脱がせるとこから気づいてたけど…寝たフリしてたわ」

「俺の服脱がせるだけなのに、そんなに手震えちゃって」

「本当にAって可愛いよな〜」

「なっ…/// そんな事ないし!! ドキドキなんかしてないよ」

咄嗟に蓮に言われた言葉に戸惑っていると…。

「ねぇ〜ちょっと飲み過ぎて頭痛いから水持ってきてよ」

「う、うん、持ってくるね…ちょっと待ってて」

そそくさと台所へ行き、コップに水を入れにいく。

「はい、お水」

蓮にコップを渡す、少し飲んだ後にベッドの脇に

コップをおいた、ん？もう寝るのかな？

「ねぇ、足りない…A」

「え？てかまだ水、残って…」

すると再び、水を口に含んだ蓮…ふいに私を

抱き寄せ、キスをしてきた。

息がうまくできず、少し口を開けると水が入ってきた。

「んっ、、ふぅ、、うぅ」

水が入ってる状態で蓮の舌が入ってきたもんだから

口角から水が少しずつつ垂れていた。

しばらくしてお互い、水を飲み込んだとこで

ようやく解放される……。

「ちょっと何？急に……」

「だってAの味がしないと良くならないし」

「というわけでA、こっちきて俺を癒して」

結局、蓮の相手を一晩中して次の日、

当然のように腰が痛くなったのでした。