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助けられたのは ページ9

A「……… どうしよ…」






豚の帽子亭から少し離れた 小川のほとりでじっと水面を見つめるA









A「あー… なんで逃げちゃったんだろ


ってか、店も…… はぁ〜…」









…ザッ







?「ん? 誰だ、こんなところで…


怪我でもしたのか?」







A「……… ? 」






?「って、うおっ!?


お前、手配書で見た…… 確か、泥棒のAだっけか?」






A「ッッ…!! 」









いきなり現れた人物に 一瞬驚くが、すぐさま足に力を入れてその場から去ろうとする………と






ガ ラ ッ







A「うあっ!?」









ズルッ… グキッ









小石に足をひねり、鈍い音と共に 先程とは比べものにならない痛みが 沸き上がってくる









A「っぅ〜 …


今日は何なの… 」





?「おいおい… 大丈夫かよ? 足、捻ったのか?」






A「ッッ… 大丈夫だかr……… って、わぁあ!?」






?「大丈夫じゃねぇだろ?

ったく、女が無理してんじゃねぇよ。 」






A「下ろ…して 。」





?「嫌だ。」





A「…変態」




?「ナッ !? ///

お、俺はただ お前を助けようとだな… 」






A「とか言いながら 、牢屋にぶちこむ癖に 」






?「怪我人を牢屋になんか入れねぇよ。

… 怪我が治ってからだ。」





A「……… アンタ、自警団?

そんな優しすぎたら 今に痛い目見るよ。」









その言葉に フッと笑う男









?「痛い目見るのは困る。


…まぁ、聖騎士にそんな事できる奴は限られてるだろうけどな」






A「… アンタ、一体… ?」









男の言葉にAは始めて 自分を持ち上げてる男の顔を見る









ハウザー「リオネス王国の聖騎士 ハウザーだ。」







A「ハウ ザー ………」









小川の辺りで見つめ会う二人


その光景を一人の視線が捕らえるのだった………







【59話 助けられたのは "単純な優しさ "】

消したいのは→←伝うは



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紗夜(プロフ) - 続きを…続きをください! (2021年9月16日 12時) (レス) id: 5c2d649dea (このIDを非表示/違反報告)
名無しのもっけ - 面白かったです(^∀^) (2020年9月25日 19時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
スタウヴァ - これ、完結じゃないですよね?ま、頑張ってください (2017年8月9日 23時) (レス) id: 78cc264e0d (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2016年12月26日 1時) (レス) id: 73f5282405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 完結してないと思うのですが…。更新待ってます。 (2016年8月16日 13時) (レス) id: 49bd569986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色欲 | 作成日時:2014年12月17日 22時

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