淋しい首元に ページ32
A「ﾁｮ、 ちょっと待ってよ！！！」
ﾊﾞﾝ「ぁ〜？」
エリザベスの部屋を後にしてAはバンを呼び止める
A「これっ!! どうして……」
ﾊﾞﾝ「いらねーから やる♪」
A「じゃなくって… 」
ﾊﾞﾝ「なら、返せ♪」
A「 ……いや。」ｷﾞｭｯ
ﾊﾞﾝ「♪」
Aを見て、満足そうに微笑むと バンは先にキッチンへ戻る
《ﾁｬﾘ…》
懐かしい金属音と重みに自然と頬が弛む
Aはペンダントを持ち上げると、装飾をゆっくりとなぞった
A「ｸｽｯ) …… なんか 懐かしいな
この葉の手触り、 花びらの滑らかさ、蹄の鋭さ……
…… "蹄" ？」
突然 ペンダントを食い入るように見つめるA
シルバーに輝くペンダントには 様々な花が咲き乱れ、それを囲うようにリースが描かれていた
その中央に 精肉屋の看板のような ホークのレリーフ
・
・
・
バ ン ッッ ！！！！！！！！
ﾎｰｸ「ｵｲｵｲ、扉はもっと静かに開けr……
A「な、な、な、なんなの！？ 」
ﾊﾞﾝ「ぁ？
俺は １度だって それがあん時のやつとは言ってね〜♪」
A「ぅ…… 」
ﾊﾞﾝ「ｶｶｯ♪ 満足したか
豚のオヒメサマ？」
A「〜ｯｯ !!
ブッ飛ばす！！！」
ﾊﾞﾝ「ｶｶｶｶｯｯ♪」
ﾎｰｸ「おいっ！！ テメーら 仕事しろ、仕事っ!! 」
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「店壊すなよー ？」
客A「ﾊﾊｯ!! これが噂の 『台所の大災』か！」
客g「俺は『豚の家庭崩壊』って聞いたぞ？」
ﾊｳｻﾞｰ「…… ただの 痴話喧嘩だろ (ﾔﾚﾔﾚ」
外野の声は気にもせず Aは鋭い蹴りをバンに放つ
……ｽｯ
体を捻り、蹴りを回避するバン
そのまま 一歩踏み出し、Aの耳元にそっと囁いた
.
ﾊﾞﾝ「…… それでも首元が淋しいっつー なら
取れねぇ
【８２話 淋しい首元に " 温もりを "】
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紗夜(プロフ) - 続きを…続きをください！ (2021年9月16日 12時) (
レス) id: 5c2d649dea (このIDを非表示/違反報告)
名無しのもっけ - 面白かったです(^∀^) (2020年9月25日 19時) (レス) id: 73b959674c (このIDを非表示/違反報告)
スタウヴァ - これ、完結じゃないですよね？ま、頑張ってください (2017年8月9日 23時) (レス) id: 78cc264e0d (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2016年12月26日 1時) (レス) id: 73f5282405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 完結してないと思うのですが…。更新待ってます。 (2016年8月16日 13時) (レス) id: 49bd569986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色欲 | 作成日時：2014年12月17日 22時
