教師人生 ページ8
生徒達は 出来るだけ柊先生を避けながら教室に入る
俺は 隼人さん達の前に立ち 「手を出すな」と声で言わなくてもわかるようにする
柊「今の爆発で君達は、この教室と隣の美術室 そしてトイレ以外は行けなくなった 。完全に退路を絶たれた事になる」
三階の地図を広げ 赤いチョークで線を引きながら淡々と説明していく
華「…全然話についていけないんだけど……」
美咲「え?これって…ドッキリだよね……?」
結城さんが そう言うと 柊先生は 生徒の顔を見る
柊「勿論_______
.
“ リアル ” だ 。」
クラス中が 何1つ言葉を出せなかった 。
やっと 「人質」になった ということの重要さに……俺みたいに分かってきたんだろう
柊「因みにこの学校は さっきの様な爆弾がいたるところに仕掛けられている」
逢沢「…この教室にも 、爆弾があるってことですか…?」
逢沢さんがそう 問い掛けると 柊先生は 少し息を吐く
柊「……1,2,...3」
教室の後ろ に2つ …俺がいつもいる定位置に1つ 。
計3つ…どんだけ仕掛ければ気が済むんだよ
「分かったら……席につこうか 。」
大人しく 自分の席に座る生徒
…そう言えば 俺何処に居とけば良いわけ?と疑問に思うが 結局爆弾が仕掛けてあるところの真下の定位置に戻った
柊「…おー、走ってる走ってる 。もう2.3個爆発させなきゃ緊張感でないと思ってたけど、結構皆んな必死に逃げてくれるねぇ。」
柊先生は外で走っている生徒達のことを高みの見物で見る
すると 生徒達は 頭が良く 柊先生が後ろを向いている間に携帯で助けを呼ぼうとする
柊「はい!携帯ストップ 。」
…実は 後ろに目でもついてるんじゃねぇのか 。
バレるのにさほど時間は掛からなくて それも想定済みなのか大きい袋を教卓に起き
「今から みんなの携帯と鞄を回収するから 。」と言い ストップと言われても尚 携帯をいじっている
西崎さんの横を通る
柊「もし余計な事をしたら…
バァンッ!!!!」
背中を叩く
柊先生が示すのは…もう、皆んな分かっている筈だった
柊「それが嫌なら 、この中に入れろ 。」
西崎さんは 言う通りに従い携帯と鞄を入れた
俺の携帯………
_______やべ…
美術室に 授業の準備のやつと一緒に置いてったままやん…()
終わり←教師人生
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蒼炎 - 更新待ってます! (2020年1月19日 13時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - 更新待ってます! (2020年1月19日 13時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 応援してます!!楽しみに待ってます! (2019年4月6日 15時) (レス) id: 4cf65d0de3 (このIDを非表示/違反報告)
凶夜 - 更新楽しみにしてます!頑張ってください!(≧∇≦)b (2019年1月13日 23時) (レス) id: aac91dfb3f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - これからの更新楽しみにしてます! (2019年1月13日 1時) (レス) id: 50485c4a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち米 | 作成日時:2019年1月12日 13時